姫路・好古園の入園者、800万人を突破 メキシコから訪問の夫妻に記念品 「最高の思い出」
姫路城西御屋敷跡庭園「好古園」(兵庫県姫路市本町)の入園者が、800万人を突破した。メキシコから訪れたアルシアル・アレハンドロさん(37)、セシリア・ウリベさん(27)夫妻が節目の入場者となり、記念品が贈られた。 【写真】圧巻!「夜の紅葉絶景」ランキング 1位は 同園は1992年に開園。約3・5ヘクタールの日本庭園で、姫路城を借景に四季折々の風景を楽しめる。 年間約40万人を数えていた入園者は、新型コロナ禍で約13万人まで落ち込んだが、2022年の秋ごろから回復。昨年度は過去最高の約53万人を記録した。近年は外国人客が入園者の約4割を占めるという。 今月12日に節目を迎え、セレモニーでは山田基靖副市長が2人に入園券や姫路の名産品「明珍火箸」の風鈴などを手渡した。2人は「メキシコには四季がないので、赤や黄色に色づいた木々が美しくて気に入った。結婚記念日の最高の思い出になりました」と満面の笑みを浮かべた。 (橘高 声)