【速報】斎藤知事「捜査には全面的に協力していきたい」 告発状の受理を受けて取材に応じる 元県民局長の私的情報については「前総務部長から『情報漏えいはしてない』と確認しているが、第三者委設置に向けて準備する」
兵庫県知事選をめぐる刑事告発が捜査機関に受理されたことについて、斎藤元彦知事は17日朝、「今後捜査には全面的に協力していきたい」と話しました。告発状の内容については「公選法に違反している認識はないということに変わりはない」と従来の説明を繰り返しました。 【動画で見る】斎藤知事「捜査には全面的に協力していきたい」 告発状の受理を受けて取材に応じる 斎藤知事が再選を果たした兵庫県知事選をめぐっては、PR会社の代表がネットに「広報全般を任せていただいた」などと投稿し、公職選挙法違反の可能性が指摘されていました。郷原信郎弁護士と上脇博之・神戸学院大教授は12月1日付で、斎藤知事とPR会社代表について、神戸地検と兵庫県警に刑事告発していました。これについて、神戸地検と兵庫県警がともに告発状を受理したことが16日、郷原弁護士への取材で分かりました。 斎藤知事は17日朝、兵庫県庁で報道陣の取材に応じ、「(告発状の受理は)報道で承知した。本件に関しては公選法に違反している認識はないということに変わりはない。対応は代理人弁護士にお願いしている。今後捜査には全面的に協力していきたい」などと述べました。 百条委員会の聞き取り調査で、複数の県議が前総務部長から元県民局長の私的情報を聞いたと証言したという旨の一部報道が出ている件については、「百条委員会の内容を確認していないのでコメントできないが、前総務部長からは『漏えいしたことはない』と確認している。いずれにしても県保有文書に関する問題については、第三者委員会の設置に向けて準備を進めている」と話しました。