キャデラックF1参戦に元F1王者マリオ・アンドレッティが取締役として参画!息子マイケルは外され、“アンドレッティ”色は消える
先週末、ラスベガスで飛び交っていた噂通り、ゼネラルモーターズのキャデラックが2026年からF1に参入することが「原則的に」合意された。そしてそのチームにF1の伝説的ドライバー、マリオ・アンドレッティがキャデラックチームの取締役として新規参入メンバーに加わることが明らかになった。 ●【2024年F1チャンピオンシップ・ランキング】ランキング1位争いは3チーム、6位争いも3チーム!現在のポイント差は?第22戦F1ラスベガスGP終了後 ■F1とアンドレッティ家に問題? しかし、アンドレッティ・グローバルとマリオの息子マイケル・アンドレッティは、このプロジェクトではもはや目立った存在ではないようだ。 F1は以前、「アンドレッティ・キャデラック」プロジェクトを阻止していたが、F1の公式声明では「アンドレッティ」の名前やブランドは一度も言及されていなかった。 そればかりか、9月にマイケル・アンドレッティが身を引いた後、日常業務を引き継いだアンドレッティ・グローバルの共同オーナーであり投資家のダン・タウリスは、F1の公式声明では「TWGグローバルのモータースポーツ事業CEO」と紹介されている。 元マクラーレン・ドライバーのマイケル・アンドレッティはXで、キャデラックF1にはまったく関与していないことを明らかにした。 「(チームは)アメリカン・ワークス・チームを築くために、たゆまぬ努力を続けてきた強力なグループで構成されている。彼らの努力を誇りに思うし、この重大な新たなステップに関わるすべての人を祝福したい。応援しているよ!」と語った。 また、F1の声明では、1978年のF1世界チャンピオンであるマリオ・アンドレッティについても言及されていない。