“なぜ候補外”?角田裕毅は昇格に意欲!元ドライバーはペレスに辛辣指摘「潮時だ」レッドブルはアブダビ後に再評価
元F1王者のデイモン・ヒルは、セルジオ・ペレスがレッドブルのシートを維持していることが「理解できない」と述べた。 ●【2024年F1チャンピオンシップ・ランキング】角田裕毅と熾烈な戦いを繰り広げる友人ガスリーのポイント差は?第22戦F1ラスベガスGP終了後 F1ラスベガスGPの予選で、マックス・フェルスタッペンが週末の難しい始まりから立ち直り、予選5番手を獲得した一方で、ペレスはQ1を突破できなかった。 そして決勝レースでは、フェルスタッペンは無理をせず5位に入賞してチャンピオンを獲得、一方のペレスは角田裕毅(RB)に抑えられ10位入賞が精一杯だった。 ■マルコ博士「アブダビ後に決断を下す」 チームアドバイザーのヘルムート・マルコ博士は予選後、『Viaplay』に対してこう述べた。 「まあ、それについて何と言えばいいのか」 「セルジオは単純に速さが足りなかった。おそらく(予選で)2セットのタイヤを使用すべきだったかもしれない。そうすれば、状況は変わっていたかもしれないが、我々は彼が通過できると思っていたんだ」 マルコ博士は、レッドブルが今シーズン最終戦のアブダビGP後にペレスの2025年の契約を見直すことを公然と認めている。 「アブダビが終わったら、全ての選択肢を検討し、決断を下す。彼にリスクがあると言っているわけではなく、選択肢を評価した上で決めると言っているんだ」 ■ペレスは「もう潮時」「今すぐ解雇を」と元ドライバーたち 元インディカーおよびNASCARドライバーのダニカ・パトリックは、金曜夜のF1予選後に次のように語った。 「もし私が同じ立場なら、もうこれ以上は耐えられないと思う。『そろそろ潮時だ』と言うでしょうね」 一方、1996年のF1世界チャンピオンであるヒルは、ペレスに対するプレッシャーが未だにシート喪失につながっていないことに困惑していると『Sport Bild』に述べた。 「私は、彼らは今すぐにでも引き金を引くべきだと思う。正直に言って、なぜ彼らがチェコに対してもっと批判的にならないのか、まったく理解できない」 ■後任候補に角田裕毅は? ペレスの後任候補は、リアム・ローソンとウィリアムズのルーキー、フランコ・コラピントの2人のようだが、コラピントの最近のクラッシュが評価に悪影響を与えている。 一方で、ローソンのチームメイトである角田裕毅は、候補には入っていないようだ。その理由を尋ねられた時、角田はラスベガスで次のように答えた。 「もし理由が分かっていたら、このインタビューの後ですぐに何でも変えますよ。」 「完璧なドライバー」フェルスタッペンの隣に並ぶとキャリアを潰されるとも言われているが、レッドブル・ホンダ最終年にトップチームのシートを掴むのは誰になるのか?
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