H.E.R.O.、ハードでフックが効いたロック・ナンバー「ケミカルズ」公開
デンマークのロック・バンド、H.E.R.O.の最新曲「ケミカルズ」が日本先行リリースとなった。4月にリリースされた楽曲「ミスアライン」から4か月ぶりの新曲となる。 その他の画像 同曲は前作のアルバム『オルタネイト・リアリティーズ』(2022年)の流れを受け、フロントマンのクリストファー・スティアネ(Vo./G.)の世界観を中心に、ドラマーのアナス・キルケゴールとベーシストのヨハン・ウォーラートと共に制作された。長年のリスナーなら音で彼らとわかるものの、同曲はハードなリフとヘヴィな表現にさらに拍車がかかっている。ハードでフックが効いたロック・サウンド、キャッチーなポップ・メロディ、そして壮大なサウンドを支配できる、強力なボーカルのぶつかり合いにより、バンドは未来的なサウンドを作り上げた。 「心が引き裂かれたような気がしたらどうする?家族や、自分の知っていたものすべてとの繋がりを絶ち、今やまったく新しい場所に身を置いたというのに、それでも過去から自由になれないときは?どんな依存でもそうだけど、自分にとって良くないことだってわかっていても手放すことができないんだ」とクリストファーは語っており、人間の深層心理を抉り取るようなディープで複雑な世界観を、ラウドなサウンドで展開する1曲となっている。 昨年は6年ぶりに復活したHR/HMフェスティバル【LOUD PARK】出演のため来日。パンテラ、ストラトヴァリウスなどと同じステージに立ち、多くのオーディエンスを熱狂させた。来たるアルバムに合わせ、バンドはデンマークで大規模ツアーを行い、コペンハーゲンのホテル・セシルなどをまわる予定だ。 ◎リリース情報 シングル「ケミカルズ」 配信中