『エイリアン:ロムルス』クライマックスはトラウマ級の怖さ…キャストが戦慄「背筋が凍る」
SF映画『エイリアン』シリーズ最新作『エイリアン:ロムルス』(9月6日全国公開)の主演を務めるケイリー・スピーニーが、同作のクライマックス(第三幕)がトラウマ級の内容であることをGamesRadar+に明かした。 【動画】『エイリアン』1作目の“その後の物語”…『エイリアン:ロムルス』日本オリジナル予告 『エイリアン:ロムルス』の舞台は、リドリー・スコット監督が手がけた『エイリアン』1作目と、その続編『エイリアン2』の間に位置する時代。廃墟と化した宇宙ステーション“ロムルス号”で人生の再起をかける若者たちが、地球外生命体=エイリアンがもたらす絶望に直面する。ケイリーは、シリーズの名主人公リプリーを連想させる若き新ヒロイン・レインを演じている。
本作は『死霊のはらわた』『ドント・ブリーズ』といったトラウマホラーを仕掛けたフェデ・アルバレス監督がメガホンを取っており、原点回帰のホラー描写にこだわり製作している。ケイリーは、そんなアルバレス監督と映画のクライマックスについて話したことを回顧し、「第三幕の脚本を読んだ時、『なんてこった、素晴らしい。けど、どうやってこれを映像化するんだろう?』と思いました。そして、撮影日になって、私は『フェデ、あなたは何てことをしたの! これはトラウマ級ですよ?』という感じになりました」と告白した。
クライマックスは『エイリアン』ファンが求めている内容だといい、「少しやりすぎな気もしましたが、監督は『これくらいがちょうどいい』と話していました。きっとファンの皆さんも大胆な展開を受け入れてくれると思います」と期待をあおったケイリー。メインキャストのアーチー・ルノー(タイラー役)も、「(クライマックスを)観た時は、正直背筋が凍りました。本当に悪夢です」とその恐ろしさを表現している。
映画は現地時間16日から北米公開がスタート。アメリカの大手映画批評サイト Rotten Tomatoes では、批評家81%・観客スコア87%と高得点を獲得している。(編集部・倉本拓弥)