インドのアップル・ストア

（ブルームバーグ）： アップルの生成人工知能（ＡＩ）機能「アップル・インテリジェンス」が部分的にロールアウトされ、スマートフォンの「iPhone」やタブレット端末の「iPad」、パソコンの「Mac」で使用できるようになった。同社は「新しい時代」の幕開けだとしている。

アップルは同時に自社製「M4」プロセッサーを搭載した新しいデスクトップパソコン「iMac」の24インチ型を発表した。

28日のアップル発表によると、iMacの価格は前モデルと同じ1299ドル（日本公式サイトでは19万8800円）から。パワーアップしたニューラルエンジンがＡＩタスクをサポートするという。色は標準のシルバーに加えて、グリーンとオレンジ、ピンク、ブルー、イエロー、パープルがそろう。予約はこの日開始。店頭に並ぶのは11月８日になる。

アップルは６月に一連のＡＩ関連機能を披露したが、今回のロールアウトはほんの一部に過ぎない。文章の要約や編集に使うライティングツールや、ビジュアルが新しくなったデジタルアシスタント「Ｓｉｒｉ（シリ）」のインターフェース、テキストメッセージなど通知の要約機能などが含まれる。シリの進化型や画像生成ＡＩといった重要機能は今後ロールアウトされる。

アップル・インテリジェンスの機能で特に待望されている「ChatGPT」との統合や、画像編集ツール、カスタム絵文字などは12月まで待つ必要がある。シリのアップグレードと欧州連合（ＥＵ）でのデバイスサポートは４月以降になる。

原題：Apple Rolls Out First AI Features and iMac With M4 Processor (2)（抜粋）

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