前後サス周りを塗装&組み立て後、アンダーパネルに取り付け【達人のプラモ術<ポルシェ911 GT3 RS(992)>】
ディスクローターの塗分けのコツ
前後のブレーキディスはローターのセンターハブを塗分ける必要があります。しかし円弧の塗り分けはなかな厄介で、マスキングとなると手間もかかります。しかしエアブラスを使い、円を描いたりするのに使うテンプレートを組み合わせることで簡単かつシャープに塗分けられます。 使用したのは模型メーカー・ハセガワのカッティングテンプレートですが、タミヤからもモデリングプレート(円 1-12.5mm)が発売されています。どちらもステンレス製なので塗料で汚れてもツールクリーナー等でキレイにできます。 ポルシェ911GT3RSのホイールはブレーキディスクがよく見えるので、ここは塗装もシャープに仕上げたいところです。
リアサスペンションの組み立て(工程3)
続いてリアサスペンションを組んできます。インスト指示に従って塗装。先に製作したリアアップライトを組み込んで、ユニットを完成させます。リアダンパーは塗装が細かいですが、筆塗りで丁重に塗り分けて取り付けます。
シャシーの完成
アンダーパネルと前後のアップライトを製作塗装し、シャシー周りが完成しました。サクサクと製作は進み、シャシーの実質の製作時間は4時間ほどでした。もちろんプラモ製作に焦りは禁物ですが、もう少し手間がかかると思っていたので正直驚きです。 パーツの分割や作りやすさ、細部塗装等においでも細かな配慮がなされており、ビギナーでもカーモデルが楽しめる構成になっている好キットです。 さて次回はインテリアの製作とボディのデカール貼り等を進めます。乞うご期待!
<製作・写真・文/長谷川迷人>