【ヤクルト】小川泰弘投手が5000万円減の1億1000万円でサイン「優勝できるように頑張りたい」
ヤクルト・小川泰弘投手が10日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、5000万円減の1億1000万円(金額は推定)でサインした。 4年契約最終年の今季は上半身のコンディション不良などもあり12試合2勝5敗に終わった。「なかなか貢献できなかったので悔しい思いが強いですね」と静かに振り返った。「試行錯誤して自分を見つめて来季へ向けてやっていく方向性だったり、そういうのは出ている」と話したように、シーズン途中で左足を高々と上げる代名詞ともいえる投球フォームへ戻すなど手探りが続いた。「足をしっかり上げて元々のよさを出すことが大事。まず、体のあり方を変えて自分のフォームにすることでよくなっていくことが大事」と原点に回帰するつもりだ。 来季からは1年契約となり、1年1年が勝負になる。球団からは「若い力も出てきたので、そこを中心として引っ張ってほしい」と要望されたという。色紙には「飛翔」と目標を掲げた。「チームとしても個人としても優勝できるように頑張りたい」と13年目のシーズンに挑む。
報知新聞社