1カ月間お酒をやめると心と体に起きる5つのこと【肌や思考にも変化が!】
金曜の夜に飲み会で飲み過ぎてしまったり、ソファでNetflixを見ながら気づけばボトルを空けていたりと、気がつけば休肝日もなくお酒が手放せない日々。 【写真】ビールやワインは? 肌に悪影響のお酒ワーストランキング でも、長期的な健康を考えると、飲酒はアルコール関連の病気やケガのリスクを高めるそう。これにはさまざまな種類のがんや、肝疾患、心疾患、メンタルヘルスの症状やケガ(事故や転倒)などが含まれる。 海外では、あえてお酒を飲まないことがカッコいいとするライフスタイル「ソバーキュリアス」が流行っているし、ノンアルコールビールやモクテルも日々進化中。 ここで一度立ち止まり、お酒との関係を見直す時間を取ることは短期・長期的な健康メリットを考えても試す価値があるはず。そこで今回は、1カ月お酒を控えて体に起きる5つの変化について、オーストラリア版ウィメンズヘルスからご紹介する。
1.体重減少
一般的にアルコールはタンパク質や炭水化物よりも1g当たりのカロリーが多いため、体重減少は一定期間アルコールを控えることで得られるメリットの1つ。2週間ほど禁酒をすると洋服にゆとりが生まれ、特にウエスト周りに効果が現れるはず。アルコールを摂取しない時は、ジンジャーエールなどの糖分が高いドリンクではなく、炭酸水やお茶など、カロリーが高くないものを飲むようにしよう。
2.睡眠の質の向上
アルコールを分解するために睡眠中も肝臓がフル回転するため、アルコール摂取は睡眠サイクルを乱し、睡眠の質に影響する。睡眠の質が下がる結果として、翌日に疲労感やだるさが残ってしまう。約1週間ほどお酒を控えると、睡眠パターンの改善が見られ、活力を感じるようになる。
3.運動パフォーマンス向上
頻繁にアルコールを多く摂取すると、運動パフォーマンスに影響を及ぼす。これは水分量や運動能力、筋肉の回復にも影響する。激しい運動後にアルコールを摂取すると、回復が遅れ、筋線維をさらに破壊してしまう。お酒を飲まない間は、運動パフォーマンスが向上が見られ、回復も早まる。くれぐれもハードなトレーニングの後に水分の代わりにビールを飲んだりしないこと。