【プレビュー】19年以来、6度目のアジアへ挑む広島がACL2初戦で日本人監督が率いるカヤFCと対決! | AFCチャンピオンズリーグ2
【国内サッカー プレビュー】今季から新設されたAFCチャンピオンズリーグ2がいよいよ開幕する。19日にはサンフレッチェ広島がフィリピンのカヤFCとのグループステージ第1戦目に臨む。 ●蔚山×川崎フロンターレ|ハイライト
2024/25シーズンよりAFCチャンピオンズリーグは3部構成の大会へモデルチェンジされ、2部にあたるAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)が新設。ACL2は、従来のACLの大会方式を踏襲しており、まずは全32チームが4チームずつ、8グループに分かれ、グループステージを戦う。各グループの上位2チームがノックアウトステージへ進出し、ラウンド16から準決勝までをホーム&アウェイ方式で行い、決勝は一発勝負。さらに優勝チームには、来季のAFCチャンピオンズエリートの出場圏が付与されるという大会方式となる。 ベスト16に終わった19年以来、6度目のアジアの戦いに挑む広島が新たな大会の初代王者を目指す道のりがいよいよ始まる。シドニーFC(オーストラリア)、カヤFC(フィリピン)、東方(香港)というチームと同組のグループEで上位2チームに入り、グループステージ突破することが第一関門だ。まずはフィリピン王者のカヤFCとのグループステージ初戦に臨む。 日本人の星出悠監督が率いるカヤFCには、山崎海秀、駒木秀人、斎藤彰人、堀越大蔵という4名の日本人選手が在籍しており、打倒・広島へのモチベーションも高いだろう。また昨季もAFCチャンピオンズリーグに出場している実績があり、近年力をつけてきている東南アジアのクラブの一つだ。 そんな相手をホームに迎える広島としては、しっかりと初戦で力の差を示して最高の船出を切りたいところだ。リーグ戦ではクラブ新記録の7連勝が途絶えた後に、JリーグYBCルヴァンカップと天皇杯という国内のカップ戦での敗退し、リーグ戦でも前節は一時は逆転しながらも鹿島アントラーズに勝ち切れずに、首位を明け渡すこととなった悔しさをアジアの舞台で晴らしたい。 ただ今夏、ドイツのブンデスリーガでプレー経験が豊富なトルガイ・アルスランや元ポルトガル代表のゴンザロ・パシエンシアといった実力者を獲得し、新たな新戦力の活躍が目覚ましい。特に前節のリーグ戦で加入後初先発を飾り、初ゴールと結果を残したパシエンシアがアジアの戦いでも結果を残すか、注目だ。