「チームスズキCNチャレンジ」って一体なに!? 鈴鹿8耐テストをモータースポーツ総合エンターテイナーの濱原颯道が徹底レポート
モータースポーツ総合エンターテイナーが鈴鹿8耐に復帰!
皆さんこんにちは。モータースポーツ総合エンターテイナーを、勝手に名乗っている濱原颯道です。今回はバイクのニュースでも何度か取り上げている「チームスズキCN(シーエヌ)チャレンジ」について書こうと思います。 【画像】「チームスズキCNチャレンジ」のライダーとして鈴鹿8耐テストに参加するモータースポーツ総合エンターテイナーの濱原颯道選手を画像で見る(10枚) 普段色んなバイクに乗っている僕が、どうして特定のメーカーについて書くのか、それは僕自身が今年、チームスズキCNチャレンジから鈴鹿8耐に参戦するからです!なので、書ける範囲で書いていきます。 今回のチームスズキCNチャレンジは、さまざまなサステナブル要素のアイテムを使ってレースに参戦します。燃料、タイヤ、ブレーキ関係、オイル、カウルなど、それらのアイテムに何かしらのサステナブル要素が含まれています。 使用するマシンはもちろん、スズキ「GSX-R1000R」。基本スペックはEWCに参戦するヨシムラ SERT Motulと同じマシンで、そのバイクをベースにサステナブル要素のアイテム達を上手く機能させられるよう、スズキがマシンを解析してモディファイしていると言った感じです。
そのため今回はチームスズキとしてエントリー。スズキの社員を中心に構成されるチームで、いわゆるファクトリーチームです。 今回の8耐に携わるスタッフはレース経験のない若手から、MotoGPに携わっていた超プロフェッショナルなスタッフまで、様々な経歴の方がいます。 プロジェクトリーダーは、MotoGPに参戦していたスズキのファクトリーチームをまとめ上げていた佐原さん。 凄くないですか? そんなチームから僕が出場出来るなんて。チームを運営する中で、超プロフェッショナルな方はもちろんこの業界にとって大事な存在なのですが、同時に若手を育てていかないと今後のバイクレースの為にならないので、人材育成も兼ねているプロジェクトだと僕は思っています。 それもあってか、みんな久しぶりにレースができるって事で、スタッフさん達もみんな楽しそう。「早くレースやらせてくれ!」みたいな、熱い人が多いと感じました。 そんな感じで、スタッフの育成と、サステナブル要素なマシンの両方を実戦で開発していき、カーボンニュートラルの実現に向け、今後の開発を続けて行くために重要な活動をするのがチームスズキCNチャレンジです。