【園田競馬・兵庫ゴールドトロフィー】前走の敗因は?エートラックス逆襲への手応えを直撃
[JpnⅢ兵庫ゴールドトロフィー=2024年12月25日(水曜)3歳上、園田競馬場・ダート1400メートル] 【聞かせて!核心】今年の兵庫チャンピオンシップの勝ち馬で、北海道スプリントCでも重賞2勝馬のチカッパを相手に2着しているエートラックス(牡3・宮本)。近2走は1200メートルを使ったが、1400メートルは連対を外していない得意の距離。同馬を担当する久保英男調教助手に手応えを聞いた。 ――まずは前走(東京盃12着)を振り返ってください 久保 前走時は北海道に連れていって帰ってきての調整。栗東は暑さがずっと続いていてギリギリまでは我慢していたけど、直前に夏負け気味になってしまった。レースでもいつもの行きっぷりがなかったように、度外視していい競馬だったと思う。 ――中間の調整は 久保 放牧を挟んだけど、一気に寒くなって体調は上向き。木曜(19日)にジョッキー騎乗で坂路(4ハロン52・4―ラスト1ハロン11・7秒)でシッカリと負荷をかけていい動きだった。直前にサラッとやればキッチリ仕上がると思う。 ――園田コースは春に兵庫チャンピオンシップを逃げ切っています 久保 この舞台で勝っているし、逃げなくても競馬はできるタイプ。北海道スプリントCで2着したように1200メートルもこなせなくはないけど、1400メートルがベスト。今回はハンデ戦で57キロを背負うけど、この斤量でも結果を出しているので大丈夫。実績のある古馬もそれなりの斤量を背負うので心配していない。 ――最後にレースへ向けてひと言 久保 前走は体調がひと息で自分の競馬ができなかっただけ。コース、距離と何の不安もなく送り出せるので、ここは改めての気持ちですね。
東スポ競馬編集部