踏切内で誤って信号待ちか…女性2人が電車と接触し死亡 山陽電鉄 南側に横断歩道 遮断機の内側で横並びで立っていた
9日午後、神戸市垂水区にある山陽電鉄の踏切で、電車と女性2人が接触する事故があり、2人は死亡が確認されました。踏切の南側には横断歩道があり、女性2人は遮断機の内側で立っていたということで、警察は誤って信号待ちをしていた可能性もあるとみて当時の状況を調べています。 【画像を見る】踏切から見える横断歩道 9日午後3時50分ごろ、神戸市垂水区西舞子町にある山陽電鉄の踏切で、現場付近にいた男性から「女性が出血して倒れている」と警察に通報がありました。 警察によりますと、阪急神戸三宮発山陽姫路行きの普通列車(3両編成)が踏切内にいた女性2人と接触したということです。 この事故で2人のうち1人は現場で死亡を確認、もう1人の20~30代とみられる女性は搬送先の病院で死亡が確認されたということです。 この事故で一時、霞ヶ丘駅~山陽明石駅間で運転を見合わせ、約5000人に影響が出ました。 運転士によりますと、接触した際、女性2人は南側を向き横並びで遮断機の内側で立っていたということです。 踏切の南側には横断歩道があったということで、警察は亡くなった女性2人が誤って踏切内で信号待ちをしていた可能性もあるとみて、2人の身元の確認を急ぐとともに、事故が起きた当時の状況を調べています。