ラグビー日本代表36歳リーチ マイケルインタビュー 新境地にも挑戦する唯一無二の存在
【リーグ連覇を達成したら特大BBQを企画】 ファンの声援に応えたい、との使命感もある。 「リーグワン優勝という結果を残したことで、ファンがこのチームをもっと愛してくれるようになった。それ以前も愛してくれていたけど、ファンの人たちの熱がもっと上がったと感じる」 チームにとっても自身にとっても、初めてのチャレンジが多い今シーズンをどのように締めくくるのか、そのアイデアもある。特大スケールのバーベキューパーティーだ。 「チーム主催でファンの人たちも招待して。豚の丸焼きを50匹ぐらい用意して、みんなでビールをたくさん飲んで。そんなことができたらいいな、と」 チームのターゲットは明確である。自身が果たすべき役割も理解している。あとは、グラウンドで身体をぶつけるだけだ。鋭いタックルを突き刺し、ボールをキャリーし、唯一無二の存在感を発揮する。 「接点無双」を自負する東芝ブレイブルーパス東京を、今シーズンもリーチ マイケルが牽引する。
戸塚 啓●取材・文 text by Totsuka Kei