【正月のぽっこりお腹対策に】たった1分で下腹部のタプタプたるみ肉を撃退「時短ピラティス」
たくさん食べて、飲んで自分に甘くなりがちな年末年始。罪悪感なく楽しむために取り入れたいのが、ぽっこりお腹を対策する「時短ピラティス」。とにかく短時間で効率的にお腹まわりを整えたい……。そんな人にぴったりなピラティスワークをヨガ・ピラティス講師の美都くらら先生がレクチャーします。 *写真で詳しいやり方を見る→たった1分で下腹部のタプタプたるみ肉を撃退「時短ピラティス」 ■ピラティスで内臓を支える腹筋群を集中強化! 「下腹部がぽっこりとたるんでしまう原因は、食べ過ぎはもちろんですが、筋肉の衰えと姿勢の乱れが大きく関係しています。腹筋の中でも特に内臓を支える腹横筋が弱くなるとお腹が出やすくなるので要注意。また骨盤が前に傾き、反り腰になっても内臓が前に押し出されてしまいます。 ぽっこりお腹を防ぐには、今回紹介するピラティスワークでお腹まわりの筋肉をしっかり強化しましょう。また息を吐くときに、日頃から意識して下腹部を軽くへこませると腹横筋の筋力低下を予防できます。骨盤が前に傾いている人は、骨盤を立たせてニュートラルポジションに保つことを意識しましょう」(美都くらら先生) ■■〈ワーク〉ワイドレッグロールオーバー 目的:内臓を支える腹筋群と、上半身と下半身をつなぐ腸腰筋、腿前の大腿四頭筋を同時に強化。併せて背骨を支える脊柱起立筋をストレッチ。 〈やり方〉 1.仰向けで両膝を立てる。両手は体の横に伸ばす。 2.片脚ずつ持ち上げ、すねは床と平行にする。 3.両脚を45度に伸ばし、左右の内腿を引き締める。 4.息を吐きながら下腹部を引き込み、体幹で動きをコントロールしながら背骨の下から順に床から浮かせる。両脚を頭の先に伸ばし、脚と床を平行にする。 5.両脚を肩幅程度に開く。 6.一度息を吸って吐きながら下腹部を引き込み、体幹で動きをコントロールしながら背骨の上から順に床へ下ろす。最後に脚を閉じて3のポジションに戻る。3回繰り返す。 ※腰や首に違和感がある場合は控えましょう。 〈プロフィール〉美都 くらら先生 宝塚歌劇団を卒業後、ヨガ・ピラティス講師へ転身。ヨガインストラクター養成講師として活動し、これまでに多数インストラクターを輩出。現在は独立し、心とカラダに寄り添う”やさしいヨガ・ピラティスの時間”を共有したい想いで、都内を中心にヨガ・ピラティスレッスンを行っているほか、セミナー、ワークショップ主催、企業研修講師や福利厚生ヨガ、雑誌・メディア出演など幅広く活動している。
ヨガジャーナルオンライン編集部