最も人気なのは? J2リーグ観客数ランキング11~20位。2024シーズンの前半戦で最も人を集めたのは?
12位:徳島ヴォルティス 本拠地:鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム 収容可能人数:1万7924人 今季平均入場者数:5466人 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムを本拠地とする徳島ヴォルティスは、ここまでの平均入場者数が5466人で、2023シーズンから大きく減少している。 昨季の徳島は、1試合平均5976人の観客が入った。惜しくも6000人には届かなかったものの、クラブ史上最多の記録を更新している。最多のシーズンとの比較は酷かもしれないが、今季は明らかにペースダウンしている。 今季最も多くの観客が入ったのは、第13節の愛媛FC戦だ。ゴールデンウィークに実現した四国ダービーは、1万2227人が入る大盛り上がりだった。開幕戦のヴァンフォーレ甲府戦が今季2番目に多い8009人で、あとの8試合は全て5000人を割っている。昨季はシーズン全体で5000人を割ったのが10試合で、深刻な状況と言える。 J2で15位に低迷している徳島は、ピッチで結果を残すことで、ファンに戻ってきてもらいたいと願っているだろう。
11位:鹿児島ユナイテッドFC 本拠地:白波スタジアム 収容可能人数:1万2606人 今季平均入場者数:5613人 鹿児島ユナイテッドFCは、2024シーズンのJ2で1試合平均5613人の観客が入っている。 白波スタジアムを本拠地とする鹿児島は今季J3から昇格してきたクラブであり、2019年に1シーズンだけJ2で戦っている。そのシーズンは1試合平均入場者数が5785人だった。J3で2位となって昇格を果たした2023シーズンは、1試合平均が5904人で、ホーム最終戦のアスルクラロ沼津戦では1万1978人の大観衆がJ2行きを後押ししている。 J3で過ごしたシーズンと比較して観客数が少ないことはやや気になるものの、鹿児島にとってファンの後押しが大きいことは確かだ。鹿児島はここまでアウェーゲームでJ2唯一の未勝利チームである。それでも17位にいられるのは、ホームで5勝しているからだ。 ホームでの勝負強さで順位を上げることができれば、クラブ史上初の1試合平均6000人超も見えてきそうだ。
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