最も人気なのは? J2リーグ観客数ランキング11~20位。2024シーズンの前半戦で最も人を集めたのは?
18位:ブラウブリッツ秋田 本拠地:ソユースタジアム 収容可能人数:1万8560人 今季平均入場者数:3557人 ブラウブリッツ秋田は、2024シーズン前半戦の1試合平均観客動員数が3557人だ。2023シーズンの平均が3139人でJ2最下位だったことを考えると、大きな進歩と言えるだろう。 秋田は今季ホーム開幕戦となった第4節のベガルタ仙台戦で6256人の観客が入った。昨季の最多がモンテディオ山形の5193人だったため、最高のスタートとなっている。その後も横浜FC戦とヴァンフォーレ甲府戦で4000人超が入った。 2021シーズンからJ2で戦っている秋田は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で過去のシーズンとの比較が難しい。ただ、昨季から比べると明らかに上昇していることはポジティブな要素だ。チームは現在10位で、クラブ史上初のJ2・1桁順位も狙える。ここまでホームでは2勝5分け2敗という戦績だが、ファンの後押しを力に変えて、さらに順位を上げていきたいところだ。
17位:水戸ホーリーホック 本拠地:ケーズデンキスタジアム水戸 収容可能人数:1万152人 今季平均入場者数:3623人 水戸ホーリーホックは、第19節終了時点でホームゲームの1試合平均観客数が3623人となっている。これはJ2で17位の数字だ。 水戸の2023シーズンの1試合平均観客数は3726人だった。ただ、最終節の清水エスパルス戦で9219人が入っており、これが平均を引き上げている。昇格争いをしていた清水との対戦を除くと、2023シーズンの最多はホーム開幕戦・いわきFC戦の5028人だった。 2024シーズンもホーム開幕戦はいわきFC戦で、前年を上回る5577人がケーズデンキスタジアム水戸を訪れており、なかなかのスタートと言えるだろう。 ただ、コロナ禍以前の水準と比べると、水戸の観客数は物足りない。長年J2で戦っている水戸は、2013シーズンから1試合平均4000人超を維持し、2019シーズンに6000人を超えた。昨季比で考えるとまずまずだが、クラブとしてはもっと観客に入ってほしいところ。そのためにも、現在の16位という順位を上げてファンを喜ばせたいはずだ。