【寝たまま1分でお腹ぺったんこ】股関節をほぐすと痩せる?整体師が簡単ストレッチを伝授
夏が近づくと気合いを入れて取り組みたくなるのがトレーニング。メリハリあるボディを目指して勢いよくトレーニングをするけれど、慣れない動きに体のあちこちが痛くなり、気づいたら諦めてしまうなんてことはない? 【動画】夏までにお腹スッキリ!1分間で出来る「股関節ほぐし」のやり方 「脚が太い、ひざや腰が痛い、お腹の脂肪が落ちない……。こういったボディラインの悩みや不調の原因は、もとをただすとそのほとんどが股関節の動きの偏りにあります」 そう話すのは美容整体トレーナー・整体師Naoko先生。延べ1,2000人以上の女性たちの体の悩みと向き合ってきたNaoko先生が “寝たままできる股関節ほぐしの方法”を教えてくれた。 夏前に焦りを抱えているそこのあなた、まずは最後まで読んでみて。 ▼Naoko 産を機に、本格的に体作りの勉強を開始、整体、エステ手技、ヨガ、ピラティス、トレーニング方法、解剖学などを学び、あらゆる知識と実績を組み合わせて、自分でできる骨盤矯正法、おしりリセットメソッドを独自に開発。
チェックしよう! 今の股関節の状態はどのくらい?
まず、今の股関節の状態をチェックしましょう。NGに当てはまった人は、股関節が硬い証拠。それが、やせない、太りやすい、そして不調をかかえる原因かもしれません。 ◎伸ばしたほうのひざとつま先が、自然と真上を向いている 「伸ばした脚のひざとつま先の向きをチェック。ひざ頭とつま先が真上を向いていれば、柔軟性は適正です」 ×足が内側に倒れている 「足が内側に倒れる人は、股関節が内側方向に硬くなっています。ふだんから骨盤が後傾し、お尻の筋肉を使えていないおそれがあります」
股関節をほぐすとなにがいいの?
股関節は全身の関節や筋肉とつながっているので、しっかり動かしてほぐすと、やせる体づくりに直結します。人の体には600以上の筋肉がありますが、数でいうと8~9割は骨格を支えるインナーマッスル。ところが、股関節の硬い人はこれらがほぼ使えていません。 インナーマッスルは体のメリハリを形づくるアウターマッスルと連動し、スタイルアップをサポート。例えば、股関節につながる腸腰筋が働くとお腹を引き上げて、お尻のインナーマッスルが働くことで、ヒップアップや内ももが引き締まるという変化も現れます。 また、股関節のインナーマッスルは下半身の大きな筋肉ともつながっています。大きな筋肉=エネルギーをたくさん消費してくれる筋肉。つまり股関節をほぐすと、怠けすぎて弱くなっていた筋肉が働き、やせやすい体になります。偏りがあると、負担がかかりすぎる部分は太くなり、怠けすぎて弱い部分はいつまでたっても脂肪がついたまま。だから、スクワットをしても脚が太くなる、痩せない……といった問題が起こるのです。 もう一つ見逃せないのが、股関節を通り、全身の筋肉につながる筋膜。 股関節を動かすと、筋膜を通してさまざまな筋肉が連動します。すると体が動きやすく活動的になり、血液やリンパ液の流れを促してスッキリするなど、プラスの変化が次々に起こります。