【寝たまま1分でお腹ぺったんこ】股関節をほぐすと痩せる?整体師が簡単ストレッチを伝授
大切なのは、偏りなく股関節をほぐすこと!
体の土台であり、本来はさまざまな方向に動くはずの股関節も、偏った使い方を続けると、硬く、動きにくくなります。すると「負担がかかりすぎて硬い筋肉」と「怠けすぎて弱い筋肉」の偏りが生じます。 これらの筋肉は、交差した位置関係で現れます。例えば、座る時間の多い現代人は股関節が屈曲して硬くなりがちで、腰が後頃して頭が前に出たねこ背姿勢に。するとお腹やお尻はゆるみ、背中が張ってパンパンになり、肩は張り、あごがゆるんだりします。 全身のゆがみは、代謝の低下や痛みの引き金になり、太りやすくなったり、肩こりやひざ、腰の痛み、全身疲労などさまざまなトラブルの原因に。 大切なのは土台である股関節をほぐし、偏りなく整えること。ダイエットしたい人も健康になりたい人も、それが確実に体を変える最初の一歩であり、いちばんの近道です。 ここからは実1分でできる、基本の股関節ほぐしのやり方をご紹介!
【STEP1】パタパタ体操
1、曲げた両ひざを左に倒し右の骨盤を持ち上げる。 「両脚を腰幅に開き、両ひざを曲げて左に倒します。顔は右に、お尻の力で右の骨盤を持ち上げます。この体勢のまま大きく息を吸って胸を開き、吐きながらみぞおちを締めましょう。これを3呼吸」 ※注意 ひざを無理に倒すと腰が反ってしまう。股関節が硬いうちはひざが床につきません。無理に倒そうとすると腰が反り、ひざ痛や腰痛の原因に。 できる範囲で倒せばOK! 2、曲げた両ひざを右に倒し、左の骨盤を持ち上げる 「反対側も同様にして、3呼吸。息を吸って胸を開き、吐きながらみぞおちを締めます」 「大事なのは腰を反らすのではなく、お尻の筋肉でしっかり腰を持ち上げること。そして呼吸です。お腹をへこませたまま、息を吸うときは胸を開き、みぞおちを締めて息を吐ききります。するとお腹がキュッと引き締まります。ひざが浮きやすいほうを多めに行うと左右のバランスが整い、骨盤のゆがみの調整に。なにより腰が楽になります」