IT戦士によるハイレベルなフットサルリーグで「スピンテクノロジー」が初優勝!
【ITフットサルリーグ】悔しさをバネに躍進。スピンテクノロジーが初優勝を達成
ITスポーツ連盟主催の「第4回ITフットサルリーグ」が6月1日(土)、16日(日)に神奈川県川崎市のフロンタウンさぎぬまで開催された。今大会には初出場の3社を含む計11チームが参加し、株式会社スピンテクノロジーが初優勝を飾った。 【画像】ベストレディース賞に輝いた藤野日向子さん/テクマトリックス株式会社 IT業界の発展と企業間の交流を目的とするITスポーツリーグは1991年に発足し、野球、サッカー、テニスなど様々な種目の大会を開催している。毎年、初夏に行われるITフットサルリーグは、2002年創設のITサッカーリーグから派生して2021年に始まり、4年目を迎えた今大会には、初出場のFPTジャパンホールディングス株式会社、コムチュア株式会社、株式会社シイエヌエスの3社を含む計11チームが参加した。 今大会は、2回戦総当たり(各チームと2試合ずつ対戦)のリーグ戦で順位が争われ、女性選手のゴールは3得点、男性シニア選手(50歳以上)のゴールは2得点とする恒例のローカルルールを採用。女性選手やシニア選手を前線に配して高得点を狙うチームもあれば、1試合(8分間)の中で選手交代を繰り返すチームもあり、それぞれの戦い方にチームカラーが表れた。 今大会のベストレディース賞に輝いたテクマトリックス株式会社の藤野日向子さんは、今年3月に入社したばかりのニューカマー。小学3年生から中学1年生までサッカーのプレー歴があり、同社サッカー部の先輩に誘われて今大会に参加したというフジノさんは、「思ったより体が動かなかったけど…(笑)、とても楽しかったです。今回はゴールを決められなかったので、次回リベンジしたいです」と笑顔で語った。 老若男女がコートに会する中、IT業界を象徴するダイバーシティ(多様性)を特に示したのは、初参加のFPTジャパンホールディングスだった。同社はベトナム最大のIT企業であるFPTソフトウェアの日本法人で、今大会には日本人社員とベトナム人社員の混成チームで出場。キャプテンを務めた千葉俊郎さんによると、社内にはサッカー愛好者が多く、今大会への参加を呼び掛けると、すぐに希望者が集まったという。 「普段は、日本に支社を置くベトナム企業同士のフットサル大会に参加しているのですが、今回初めて、日本企業を中心とする大会に参加しました。ベトナム企業の大会と比べると、ITフットサルリーグはかなり真剣で、レベルが高かったです。今回はあまり勝てなかったので、ベトナム人のみんなはしょんぼりしていましたが(笑)、とても楽しんでくれました。次回もぜひ出たいと思っています」(FPTジャパンホールディングス・千葉さん)