鈴木誠也、吉田正尚が抱く“MLBでの孤独”「『悪口を言われているのでは?』と不安に」
「ABEMA」野球公式YouTubeにおいて、今シーズンのメジャーリーグベースボール(MLB)の日本人選手の活躍や試合の見どころをまとめた情報番組『MLB's ON FLEEK』の#17が配信スタート。#17では、日本人MLB選手の前半戦の活躍を振り返った。 【写真】大谷翔平、鈴木誠也も! 今年30歳を迎える有名人がすごい この日の放送には元プロ野球選手で野球解説者の糸井嘉男と杉谷拳士がゲスト出演した。 まずはロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の前半戦の成績を見ると、打撃好調だった昨シーズンよりも打率が上回る結果に。番組MCを務めるお笑いコンビ・さや香の新山が「打率アップの要因は?」と質問すると、糸井は「クリケット打法ですね」と断言。クリケット打法とは、大谷翔平が今季途中から導入したクリケットのバットを使った打撃練習のこと。糸井は「バットの面が返らないようになり、打撃好調の要因となった」と解説した。 また、杉谷は「勝負をしてもらえるようになったことが大きい。昨年まで在籍していたロサンゼルス・エンゼルス時代は、四球や敬遠が多くて、中継を見ていて『なんだよ!』と思うことばかりだった。だけど、今年はそれがない!」と、ファンの声を代弁した。 続いて、ボストン・レッドソックスの吉田正尚選手の成績を振り返ると、昨シーズンよりも振るわない結果に。杉谷は「DHで出場することが多くなり、守ることがなくなったことによって“野手のリズム”が崩れてきているのでは?」と推測しました。一方で、7月は打率3割超と復調傾向にあることを紹介すると、糸井さんは「僕のおかげです!」と、なぜかドヤ顔。その理由として、吉田選手とアメリカで食事をしたことを明かし、「その日の夜の成績は猛打賞、次の日は決勝打、2日後は同点ホームランを放った」と成績が上り調子であることを強調していた。 さらに、糸井さんは「彼は『孤独』だと言っていた」と打ち明けると、杉谷さんも「シカゴ・カブスの鈴木誠也選手も『MLBの環境はすごく孤独』と言っていた」と口を開き、「言葉が分からないから寂しい気持ちになるし、『悪口を言われているのでは?』と不安になるらしい」と海を渡ったMLB選手ならではの苦悩を語った。 さらに、今年4月に上京したさや香の2人が、東京進出の中間報告をしました。新山は「成績は、2割7分」と、“東京ルーキー”にしては上々のスタートダッシュを決めたことを発表。新山は「東京のスタジオの固さにも徐々に慣れてきた」とマウンドにたとえて話し、「後半戦にご期待ください!」と語気を強めていた。 『MLB's ON FLEEK』#17は「ABEMA」野球公式YouTubeにて配信中。