米「リアル・ポリティクス」が考えるべき3層の「自由世界」|この週末に読みたい海外メディア記事2本|2022.05.21-05.27
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今週もお疲れ様でした。バイデン米大統領の訪日とクアッド首脳会議を受けて、米「フォーリン・アフェアーズ」誌が 「バイデンの自由世界戦略を機能させる方法」 を掲載。「自由世界」を3層に分けて説明しています。新たな1週間を迎える前に、フォーサイト編集部が週末に熟読したい海外メディアの記事2本、皆様もよろしければご一緒に。Hope you have a great weekend! こう書き起こすのは、米「フォーリン・ポリシー」誌上級特派員のマイケル・ハーシュ。5月22~26日に世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)が開催されたことを受けて 「なぜダボス・マンの復活が必要なのか」(5月26日付) を寄稿し、これまで開かれ(かつ、自身も一度は出席した)ダボス会議を厳しく批判したうえで、次のように述べている。 ポピュリズムと結びついた自国第一主義や新型コロナウイルスのパンデミック、ロシアによるウクライナ侵攻などによってグローバリゼーションの前提が各所で崩れつつある。これは大きな危機であり、立ち向かうためにはダボス会議にも意義や役割があるとの心境に、ハーシュは至ったようだ。
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フォーサイト編集部