アイティフォー、朝日ネットがAllotの最新サービスゲートウェイを採用
アイティフォーは11月21日、インターネットサービスプロバイダーの朝日ネットからAllot(本社・イスラエル)が提供するサービスゲートウェイ「SG-TeraII rev3」を世界で初めて受注し、12月にリリースすると発表した。 朝日ネットでは、NTT東日本・NTT西日本の提供するフレッツ光ネクストを利用した「IPoE方式」によるIPv6インターネット接続サービス「v6コネクト」をVNO事業者に展開している。そのなかで、通信量増加への対応とv6コネクトのサービス充実のため、2021年からAllot DPIソリューション「SG-TeraII」を利用してきた。近年は、オンラインゲームやSNSなどの需要の高まりによってさらに通信量が増加し、すべてのユーザーに均一に安定的なトラフィックを供給し続けるための対策が求められていた。そこで今回、既存のSG-TeraIIに比べ約2倍のスペックをもつSG-TeraII rev3を採用した。 SG-TeraII rev3は、AllotのDPIソリューションシステムの一つで、通信ネットワークを最適化するサービスゲートウェイ。従来のSG-TeraIIに比べて約2倍のパフォーマンスをもち、すべてのユーザーへ公平なトラフィックコントロールを提供するとともに、DDoS対策をはじめとするセキュリティー機能を追加できるなど、拡張性が高いのが特徴となっている。 スループットは最大2.8Tbps、新規セッション接続は最大700万/秒。102×100Gポートまたは26×400Gポートまたは102×25G/10Gポートを備えている。最大構成時は18U。