ジェイ・キャスト 蜷川聡子氏「共感体験と現場の声を活かし、読者と一緒に成長していくメディアに」
──2025年に向けて見えてきた課題は何ですか。
プログラマティック広告の低迷は変わらずで、検索流入はアンコントローラブルな部分が多く、AIの参入による流入減もあり、対応すべき問題は増えるばかりです。最近では、国や業界団体も介入して、ルールを整えていく動きが見えてきました。インターネットメディアの環境改善については、業界全体で協力し合い、取り組んでいきたいと思っています。
──2025年にチャレンジしたいことを教えてください。
2024年は、「Jタウンネット」の「ほっこりタウン」のほか、「J-CASTニュース」にも「30代の羅針盤」という新しいコーナーをOPENしました。また、「東京バーゲンマニア」では、購入意欲の高い読者が多いことを活かしたマーケティングプランをリリース。これらの新たな取り組みを、きちんと活用・拡大していけるようにしたいです。 また、現場からの意見が活発に出てくる体制になったこともあり、引き続き今までにない新しい企画も生み出していければと思います。何年も同じことを言い続けていて正解が見つけられていませんが、コンテンツの流通についても新たな取り組みを探り続けたいです。 ・年末年始企画「IN/OUT 2025」の記事一覧
編集部