新潟2歳Sの上がり3Fランキング 4角18番手からの差し切りはやっぱり1位
新潟競馬場で8月25日(日)に行われる新潟2歳ステークス(2歳・GIII・芝1600m)。2013年にハープスターが上がり32.5の末脚を繰り出して勝利するなど、速い上がりが記録される同レース。そこで左回り芝1600mになった02年以降を対象に「新潟2歳Sの上がり3Fタイム」をランキング形式で紹介する。 【写真】ハープスターこれまでの軌跡 ■1位 【1着】ハープスター 32.5秒 新馬戦を快勝して新潟2歳Sに駒を進め、単勝2.6倍の1番人気で出走。道中は18番手から運び、残り400mを切ってもシンガリ。しかし、そこからエンジンがかかると、17頭をごぼう抜き。レース上がりより1.3秒も速い強烈な決め手で初タイトルをつかんだ。 ■2位タイ 【3着】テンクウ 32.6秒 デビュー戦の東京芝マイルは2番手から押し切り。続く新潟2歳Sは道中6番手あたりで脚を溜め、直線は鬼脚で一気に進出。1000m通過61.6秒のスローだったこともあり、全体的に前残りの決着となったが、差しに構えた馬の中では唯一見せ場を作った。 ■2位タイ 【2着】ジャスタウェイ 32.6秒 同じ新潟芝マイルの新馬を5馬身差で圧勝しており、単勝1.7倍の圧倒的支持を集める。出遅れ気味のスタートから、道中11、12番手を追走。直線は末脚を爆発させ、一気に差を詰めたが2着だった。それでも3着以下は引き離しており、非凡な才能を見せた。 ■4位タイ 【1着】セリフォス 32.8秒 初陣は中京の芝マイル戦で、道中2、3番手から楽に抜けだして1馬身半差の快勝。新潟2歳Sはアライバル、オタルエバーに次ぐ3番人気でスタートを迎えた。道中は5、6番手で追走。直線は内ラチ沿いから長く脚を使い、完勝ともいえる1.1/4馬身差を付けた。 ■4位タイ 【1着】ウーマンズハート 32.8秒 8月1週に行われた新馬戦で上がり32.0秒の豪脚を繰り出し、3馬身半差の快勝。そのパフォーマンスが評価され、新潟2歳Sでも1番人気を背負う。道中は7番手でじっくり運び、直線に入って仕掛けられると馬場の真ん中を鋭伸。最後は半馬身差で初タイトルを手にした。 ■4位タイ 【1着】ロードクエスト 32.8秒 デビュー戦は21.2倍と人気薄ながら、新潟2歳Sでは一転して1番人気に推された。スタートで出遅れ、道中は最後方を追走。4コーナーでも17番手の厳しい位置取りだったが、ぽっかり空いた馬群の内を強襲。ほとんど馬なりのまま、4馬身差突き抜けた。