年収が400万円→360万円に下がって「あり得ない」と落ち込む33歳の彼氏…年収はアップすることが当たり前なのでしょうか?
年収が下がる理由として考えられること
年収が400万円から360万円に下がって、懲戒処分や人事評価による降格などに心当たりがない場合、以下のような理由が考えられます。 ・前年度と比較して残業が少なかった 残業削減の取り組みなどにより残業時間が減ると、その分の残業代が収入ダウンにつながることも考えられます。 ・歩合制の会社で働いている 売り上げや成績に応じて給与が支払われる会社の場合、成果次第で年収が上がったり下がったりします。 ・業績不振でボーナスが支給されなかった 就業規則などにボーナスの支給が業績による旨が記載されている場合は、業績不振でボーナスが下がったり支給されなかったりするケースも考えられます。
年齢とともに年収は上がっていくことが一般的! 下がった場合は残業時間や業績が関係している可能性も
厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査の概況」からも、一般的には年齢とともに年収は上がっていくことが分かりました。33歳の彼の年収が400万円から360万円に下がった場合は、何らかの理由があったと考えられます。 懲戒処分や人事評価による降格が原因で給与が減額されるケースもありますが、本人に心当たりがない場合はほかに理由があるでしょう。例えば前年と比較して残業時間が大幅に減っていたり、業績不振でボーナスが支給されなかったりする場合も考えられます。年収が下がった要因を考えたうえでの対策が必要かもしれません。 出典 厚生労働省 令和5年賃金構造基本統計調査の概況(7ページ) デジタル庁e-Gov法令検索 労働基準法(昭和二十二年法律第四十九号)第九十一条 労働契約法(平成十九年法律第百二十八号)第九条 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部