双子のパンダの赤ちゃん ベルリン動物園で初公開
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【10月16日 AFP】ドイツのベルリン動物園(Zoologischer Garten Berlin)で16日、8週間前に同施設で生まれた双子の赤ちゃんパンダの一般公開が始まった。 体重約2.5キロの赤ちゃんパンダは、1日約1時間、1頭ずつ来園者にお披露目される。名前はまだない。 8月22日生まれの双子は、母親の「夢夢(メンメン、Meng Meng)」と中国の成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(Chengdu Research Base of Giant Panda Breeding)の専門家を含むチームのケアを受けている。 ベルリン動物園で働く生物学者、フロリアン・シックスさんは「パンダの赤ちゃんは非常に未熟な状態で生まれてくる。そのため完全に母親のケアに依存する」と説明。 「通常、パンダの母親は子どもを1頭しか育てない。しかし、ジャイアントパンダのような個体数の問題がある動物ではすべての子孫が非常に重要」と付け加えた。 また今後については、「赤ちゃんたちが新しい環境にどのように反応するかを注意深く観察しながら、(公開時間を)必要に応じて調整する」とした 映像はベルリン動物園が撮影・提供。(c)AFPBB News