GAP、チャンピオン、ジョン スメドレーなど、大人が似合う上品パーカ5選。
GAP
近年のビンテージ市場では“OLD GAP”の人気が高まりを見せているが、こちらのパーカもまさしく、アーリー90’sのムード漂う一枚。素材には、心地良い柔らかさと軽さが魅力のコットンをベースとした裏起毛を採用。裾や袖口のリブ、フロントに配したカンガルーポケットなど、シンプルなディテールを含めてオーセンティックなパーカそのものである。 だが、フロントにあしらったロゴひとつでぐっと新鮮に見せている。フォントやサイズ、やや高めに配置したバランスのすべてが完璧。さらに、GAPを象徴するネイビー×ホワイトの配色がとどめを刺す。当然、現行品ではあるが、90年代にセレクトショップで見かけたアメリカ買い付けのインポートブランドとしての“GAP”をどこか思い起こさせる雰囲気がある。広めの身幅とやや短めの着丈など、シルエットは現代的なムードを捉えているのも見逃せない。 アラウンド40の琴線に触れる一枚は、きっと若者世代にもフレッシュに映るだろう。それこそが紛れもない“普遍性”であり、今なお幅広い世代からGAPが支持される理由なのだ。 問/Gap gap_info@gap.jp
朝日新聞社