【朝日杯FS】武豊「スムーズなレース出来なかった」レース後ジョッキーコメント
12月15日、京都競馬場で行われたG1・朝日杯フューチュリティステークス(芝1600m)は、5番人気のアドマイヤズームが鮮やかに抜け出してG1初制覇を飾った。1番人気で武豊騎乗のアルテヴェローチェは5着に敗れた。 【動画】1番人気アルテヴェローチェは伸びきれず…朝日杯FS 朝日杯FS、レース後ジョッキーコメント 1着 アドマイヤズーム 川田将雅騎手 「良い馬に乗せていただいて有り難く思っています。前走勝った時も素晴らしい内容でしたし、ポテンシャルの高さを感じながら、ただとても難しい面がある馬でしたので、それをきょうもケアしながらでしたけど、とても良い走りができました。リズムよく競馬をしている中で、4コーナーでもう負けることはないなと思いました。そういう動きができる馬だと思ってましたし、そういう動きができる前半道中を過ごしてこれました。改めて言いますが、やっぱりとても難しい馬ですので、その辺をケアしながらより良い成長ができればなと思ってます。何よりこのトップカテゴリーのG1を勝てましたので、まずはきょう勝ったことを褒めてあげたいと思います」 2着 ミュージアムマイル C.デムーロ騎手 「スタートは良くなかったけど、すぐにリカバリー出来ました。自分の中では完璧なレースが出来ました。マイルが得意なわけではなかったのですが対応はしてくれたと思います」
吉村誠「緊張はしませんでした」
3着 ランスオブカオス 吉村誠之助騎手 「能力を証明出来ました。折り合いやゲートの課題もクリアしてくれましたが、結果的に位置取りの差だと思います。僕自身も緊張はしませんでした」 5着 アルテヴェローチェ 武豊騎手 「あまりスムーズなレースが出来なかったです。ペースも遅かったし、抑えたら外から押し込められました。ラストもあまり伸びなかったです。もっと走る馬なのですが…」 13着 トータルクラリティ 北村友一騎手 「外からのプレッシャーもあり、リラックスするところが作れませんでした。きょうの原因はハッキリしているので、力を発揮出来るように修正していきたいです」 レース結果、詳細は下記のとおり。 12月15日、京都11Rで行われた第76回朝日杯フューチュリティステークス(2歳オープン・牡牝・G1・芝1600m・1着賞金=7000万円)は、川田将雅騎乗の5番人気、アドマイヤズーム(牡2・栗東・友道康夫)が快勝した。2.1/2馬身差の2着に2番人気のミュージアムマイル(牡2・栗東・高柳大輔)、3着に9番人気のランスオブカオス(牡2・栗東・奥村豊)が入った。勝ちタイムは1:34.1(良)。 1番人気で武豊騎乗、アルテヴェローチェ(牡2・栗東・須貝尚介)は5着、3番人気で北村友一騎乗、トータルクラリティ(牡2・栗東・池添学)は、13着敗退。