今季16戦13敗目…日本人所属の欧州クラブが監督解任の激震 声明発表「現実は明らかだ」
菅原所属のサウサンプトンの監督が解任
日本代表DF菅原由勢が所属するイングランド1部サウサンプトンは、現地時間12月15日に行われたプレミアリーグ第16節でトッテナムに0-5の大敗を喫した。ここまで16試合でわずか1勝しか挙げられずに最下位に沈むクラブは、ラッセル・マーティン監督の解任を発表。英公共放送「BBC」は昨季、プレーオフの末にプレミア昇格を決めたチームを率いた38歳の指揮官の解任を報じた。 【写真】現役日本代表が交際宣言した元トップアイドル 「色気がすごーい」最新ショット 2シーズンぶりにプレミア復帰を果たしたサウサンプトンだが、今季は苦戦が続き、唯一の勝利は11月のエバートン戦。得点数はリーグ最少の11にとどまっている。そして、ウォルバーハンプトンがガリー・オニール監督を解任したのと同じ日に、16試合で13敗目を喫したサウサンプトンもマーティン監督を解任している。 サウサンプトンは「シーズンのスタートから、今シーズン、世界最高峰の競争力のあるリーグに再適応することは、大きな挑戦になることを私たち全員は分かっていました。しかし、私たちの現実は明らかだ。取締役会はラッセルと、彼のスタッフを後押しし、私たちの期待についてもオープンにしてきました。改善するためには緊急的に結果が必要であると、私たちは共通の認識を持っています。この機会に、ラッセルと彼のスタッフが過去18か月間に与えてくれたピッチ内外での多大な貢献に感謝したい。サウサンプトンにかかわるすべてのものが、昨シーズン、特に5月のプレーオフ決勝の勝利の素晴らしい記憶を持ち続ける」と声明を発表した。 なお、サウサンプトンU-21のサイモン・ラスク監督が暫定的にチームを率いて、プレミアリーグで首位に立つ日本代表MF遠藤航を要するリバプールとのカラバオ・カップ準々決勝で指揮を執ることになるという。ここまでリーグ戦14試合1得点1アシストを記録している菅原だが、初のプレミア挑戦は監督の早期解任という衝撃的なスタートとなることになった。
FOOTBALL ZONE編集部