【ジャパンC】宮下瞳騎手の本命はオーギュストロダン 世界的名馬の圧倒的なパフォーマンス期待
◆第44回ジャパンカップ・G1(11月24日、東京競馬場・芝2400メートル) 21日に名古屋で106勝目を挙げ、女性ジョッキーの年間勝利数新記録を達成できました。2020年の自分の記録を塗り替えることができ、うれしいです。また来年以降も、超えられるように頑張りたいです。 【データで見る】オーギュストロダンの血統、戦績 ジャパンCは今年も3連単的中を狙います。世界の強豪を日本の大将格が迎え撃つ構図。盛り上がることは必至で、とてもワクワクします。ハーツクライ産駒らしく5歳秋で完成のときを迎えたドウデュースと、英愛ダービーやブリーダーズCターフなど世界のビッグレースを制してきたオーギュストロダン。とても迷いましたが、オーギュストロダンを◎にしました。 ヨーロッパのタフなコースでいくつもGIを勝ってきましたが、本来、ディープインパクト産駒が最も実力を発揮できるのはやはり日本の、その中でも広い東京競馬場だと思います。この秋で引退ですが、圧倒的なパフォーマンスを見せ、ディープの血を世界に広めてほしいです。(名古屋競馬騎手) 【宮下瞳騎手の印】 ◎(8)オーギュストロダン ○(3)ドウデュース ▲(9)チェルヴィニア ★(10)ドゥレッツァ △(12)ソールオリエンス △(4)ジャスティンパレス △(2)ブローザホーン △(1)ゴリアット ◆宮下 瞳(みやした・ひとみ)1977年5月31日、鹿児島市生まれ。47歳。95年10月に名古屋でデビューし、11年8月に引退。男児2人の出産を経て16年8月に現役復帰。今春、女性騎手初の黄綬褒章を受章。今年3月8日に地方通算1200勝達成。
報知新聞社