代々木ゼミナールは個性豊かな講師が魅力! 自分のスタイルで受験勉強に取り組み、合格を目指す
担任やチューター、学習アドバイザーが手厚くサポート
代々木ゼミナールは担任制をとっており、スタッフが生徒一人ひとりの成績や学習状況を見て、面談などで適宜アドバイスをする。どの講座をとるべきか、どの大学を目指すか、といったことを相談できる。代々木ゼミナールは全国に校舎があり、複数の校舎で授業を行う講師もいるため、いろいろなエリアの受験生の動向を把握している講師が多い。また全国の校舎のネットワークを活かし、豊富な入試情報データをもとに担任が適宜進路相談を行っている。 担任と生徒はコミュニケーションアプリMicrosoft Teamsで連絡をとる。メッセージのやりとりのほか、テキスト・テストの解答データを送ったり、休講の情報を発信したりする。 担任のほかに、「チューター」と呼ばれる大学生スタッフがいる校舎もある。代々木ゼミナールの卒業生が多く、生徒の学習や生活の相談に乗る。親の希望の進路と自分のそれが合わないなどの相談にも乗ってくれる。生徒は自分と年齢が近い大学生にはさまざまなことを相談しやすい。 このほかに、質問対応を専門とする「学習アドバイザー」もいる。教材を作成しているスタッフが学習アドバイザーとして質問対応をしてくれる校舎もある。 設備面では、自習室は席数が十分にあり、いつでも使え、広々として使いやすいと評判。赤本をいつでも見ることもできる。
代々木ゼミナールに合う生徒・合わない生徒
教務管理部の山上部長は次のように語る。 「代ゼミでは生徒が自分で講座や受講方法を自由に選ぶことができるので、自分がどう勉強していきたいかこだわりがある生徒に選ばれることが多いです。校舎で受けるライブ授業のほうが緊張感を保てるという生徒もいれば、映像授業を自宅で視聴したほうが集中できるという生徒ももちろんいて、それぞれに対してベストなサポートができる体制を整えています」 反対にいえば、とくにこだわりはなく、予備校や塾に学習方法から生活習慣まですべて管理してもらいたいという生徒とは合わないこともあるだろう。
杉浦由美子