代々木ゼミナールは個性豊かな講師が魅力! 自分のスタイルで受験勉強に取り組み、合格を目指す
それぞれの授業観をもつ個性豊かな講師
代々木ゼミナールは講師の採用に力を入れており、採用のハードルが高く、厳しい試験を通過した講師のみが教壇に立つ。 校舎に行くと「代ゼミ講師オフィシャルガイド2024」という131人の講師の紹介が掲載された冊子が置かれている。講師の写真や出身地、メッセージ、来歴などを掲載。このような冊子は他の塾や予備校ではあまり見ない。「予習をしすぎないでください」とメッセージをする講師もいれば、「受験数学にセンスや才能はいらない」と語る講師もいる。 このように講師のカタログを配布していることからも、代々木ゼミナールが個々の講師の個性や特徴を前面に出していることが分かる。講師の中には高校や他予備校の教壇に立ってキャリアを積んでから代々木ゼミナールに移籍をしてくる人も多い。 若手からベテランまで、個性が豊かな、いろいろなタイプの講師がいる。事前に講座を担当する講師が分かるので、体験授業やYouTubeで自分と相性がいい講師の講座を選ぶこともできる。
授業スタイルは講師・講座によって異なるため要チェック
代々木ゼミナールの授業は90分。生徒一人ひとりに目が届く規模で授業が行われる。 講師によって授業スタイルも違ってくる。多くは生徒が予習してきたものを解説する講義が中心だが、最近では授業中に問題を解かせ、講師が机の間を歩いて、生徒の手元やノートを見てアドバイスをしたり、添削をしたりもする。小論文対策の講座では授業の担当講師や専門スタッフが生徒の答案に添削まで行って返却する。 なお、講師室の中に質問するブースがあり、生徒はここで講師に質問することができる。休み時間は30分あるのでしっかりと疑問点を解消することができる。 また、対面授業に出られない場合は、その授業の録画を後から校舎の専用ブースのPCから見ることができる。
一冊で学びを深められる、こだわりのオリジナルテキスト
講座の数が多いためテキストの種類も多いが、すべてがオリジナルテキストだ。講座によっては担当講師自身がテキストを作成する。テキストを作成した講師が授業をするから、そのテキストの長所を十分に活かすことができる。 「代々木ゼミナールのテキストの内容を丁寧に繰り返して理解することで、むやみに多くの参考書に手を出さなくても学力が身につくように作られています」(教務管理部 進学指導推進室 山上佳那子 部長)