空冷エンジンやチューンドエンジンに必須 「オイルクーラー」とは?【バイク用語辞典】
オイルの冷却を手助け
オイルクーラーとは、その名の通り、エンジンオイルを冷やすためのパーツです。
一般的には細かい蛇腹状の金属板で、オイルはエンジンから伸びたホースを伝い、オイルクーラー内を流れます。そうすると走行風がオイルクーラーに当たり、高熱のオイルを冷やしてくれるのです。走行風を効果的に当てるため、多くは車体前面に取り付けられています。
オイルクーラーは空冷エンジンの冷却に効果が高く、標準装備されているモデルも多くあります。また、カスタムパーツとしてもリリースされていて、機能パーツとして高い人気を持っています。
ちなみに、水冷エンジンにも似たパーツが取り付けられていますが、こちらはクーラント(エンジン冷却水)を冷やすための「ラジエター」。構造や理論はオイルクーラーとほぼ同じです。
バイクのニュース編集部