ワインのような熟成関係がもたらしたエアキング、そしてコスモグラフ デイトナ
オフの時計として愛用している金無垢のデイトナ。すでに2年ほど着用しているとのことですが、愛用していて改めて感じたのがその汎用性の高さ。 「ライダーズとのマッチングを考慮してチョイスしたのですが、Tシャツスタイルにも良く馴染むんです。軽い着こなしに大人の重みを添えてくれる存在と言いますか。 また、ここぞのドレススタイルにも合わせることがあります。僕は三大ワイン騎士団のボルドー騎士の称号もいただいており、その関係から礼装で出掛ける場合もあるんです。タキシードなどの着こなしにも、このデイトナはマッチするように思います」
これから自分のお店を構え、独自のセンスを発揮し、ワインシーンを登り詰めていこうと意欲を燃やす西さん。まだまだご自身の時計道にもこの先があるのでしょうか? 「そうですね。このデイトナを探す時にいろいろな種類を知り、正直言うとエバーローズゴールド以外にも惹かれたモデルがありました(笑)。ゆくゆくは複数のデイトナオーナーにもなりたいと思っています。 ただ、今はこの一本でとりあえず満足。このデイトナを眺めていると、初心を思い出して身が引き締まります。そして見れば見るほど良いデザインの時計だなとも思います。まずはこのゴールドのデイトナに見合う自分になれるよう“熟成”していきたいですね(笑)」
● 西 勇輔(JSA認定ソムリエ 株式会社ソムスクァッド 代表)
1986年生まれ。高校時代に組んだバンドで2013年メジャーデビュー。2014年に芸能界を離れ飲食業界に転身。フレンチレストラン「エラン ビタール」副支配人を経て2019年、会員制ワインバー「KEYAKI」の立ち上げに関わる。以降、同店支配人として4年8カ月従事。2023年に独立し、自身の会社である株式会社ソムスクァッド設立。JSA認定ソムリエ、JSA認定ワインエキスパート、JSA認定SAKEディプロマ、JWRC認定ウィスキーエキスパート、JFAAC認定フードアナリスト講師など多数の資格を持つ。
写真/鈴木克典 構成・文/長谷川 剛(Table Rock Script) 撮影協力/KAWARAI