最高額は誰だ!? 日本代表、最新メンバー市場価値ランキング11~20位。アジアカップからの再起を誓う男たち
北朝鮮代表戦に臨むサッカー日本代表のメンバーが3月14日に発表された。彼らの中で最も市場価値が高いのは誰なのか。今回はデータサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は3月16日時点。
20位:相馬勇紀 生年月日:1997年2月25日(27歳) 最新市場価値:120万ユーロ(約1億6800万円) 所属クラブ:カーザ・ピア(ポルトガル) 23/24リーグ戦成績:24試合2得点2アシスト 相馬勇紀は、2023年1月に名古屋グランパスからポルトガルのカーザ・ピアに加入したが、市場価値は2022年11月の120万ユーロ(約1億6800万円)から横ばいが続いている。 カーザ・ピアで左右のウイングを担当する相馬は、コンスタントに起用されてはいるものの、数字としてはふるっていない。リーグ戦直近5試合はベンチスタートとなっており、クラブでも厳しい立場だ。そんな中で行われた今月9日のエストレラ戦では、途中出場で今季2点目となるゴールを決めてアピールに成功していた。 相馬は昨年11月に日本代表に呼ばれ、ミャンマー代表戦にフル出場した。持ち前の仕掛ける姿勢はみられたものの、クロスの精度などが低くアピールに失敗した印象で、AFCアジアカップカタール2023のメンバーからは外れている。 三笘薫や伊東純也といった選手が不在の現在は、代表定着をアピールするチャンスであり、本人も気合いが入っていることが予想される。一皮むけるきっかけにしたいところだ。
19位:毎熊晟矢 生年月日:1997年10月16日(26歳) 最新市場価値:130万ユーロ(約1億8200万円) 所属クラブ:セレッソ大阪 2023リーグ戦成績:31試合1得点2アシスト 2023シーズンに大きく飛躍したセレッソ大阪の毎熊晟矢は、市場価値でも大きな上昇があった。昨年1月に90万ユーロ(約1億2600万円)だったところから130万ユーロ(約1億8200万円)に高めている。 セレッソ大阪の右サイドバックに定着して活躍を続けた毎熊は、昨年9月のトルコ代表戦で日本代表デビューを飾った。その試合で1アシストを記録するなどして好印象を残すと、AFCアジアカップカタール2023のメンバーにも選ばれている。大会序盤は菅原由勢の控えという位置づけだったが、グループリーグ第3節以降は先発で起用された。 もともとFWの選手だった毎熊は、攻撃に加わるタイミングが絶妙で、久保建英や堂安律といったボールを持てるタイプの選手との相性が良い。準々決勝で敗退した日本代表は全体的に評価を落としたが、毎熊個人に対する評価はさらに高くなったと言えるだろう。 毎熊は現在26歳で、若手というわけではない。それでも、近年の飛躍を考えると、さらなる成長にもおのずと期待が高まってくる。