最高額は誰だ!? 日本代表、最新メンバー市場価値ランキング11~20位。アジアカップからの再起を誓う男たち
16位:谷口彰悟 生年月日:1991年7月15日(32歳) 最新市場価値:150万ユーロ(約2億1000万円) 所属クラブ:アル・ラーヤン(カタール) 23/24リーグ戦成績:16試合0得点0アシスト 谷口彰悟の市場価値は、川崎フロンターレに在籍していた2019年に250万ユーロ(約3億5000万円)まで上昇したが、現在は150万ユーロ(約2億1000万円)まで下がっている。 2021年からコンスタントに日本代表に呼ばれている谷口は、2023年1月からアル・ラーヤンで活躍中だ。カタールリーグでレギュラーポジションをつかんでおり、2023/24シーズンはここまでフルタイム出場を続けている。それでも、一般的に市場価値が下がる年齢で、谷口もその流れには逆らえずにいる。 谷口はAFCアジアカップカタール2023にも出場した。最終ラインに安定感をもたらすことができる上、メンバー最年長という経験値は日本代表にとって心強く、カタールという環境を知る選手としても貴重な存在だった。ただ、グループリーグ第2戦のイラク代表戦では不安定なところを見せてしまい、冨安健洋の復帰後はベンチを温めている。 それでも、能力としてずば抜けている冨安がケガで離脱することが多いだけに、谷口はいまでも日本代表にとって必要な人材と言えそうだ。
15位:田中碧 生年月日:1998年9月10日(25歳) 最新市場価値:250万ユーロ(約3億5000円) 所属クラブ:デュッセルドルフ(ドイツ) 23/24リーグ戦成績:25試合6得点4アシスト 田中碧は、AFCアジアカップカタール2023の日本代表メンバーからまさかの落選となったが、今回はメンバーに復帰した。 2021年10月のカタールワールドカップ・アジア最終予選で活躍して日本代表に定着していた田中だが、過去2シーズンはクラブでリーグ戦2年連続1得点1アシストという結果で、大きなインパクトを残せていなかった。しかし、今季はリーグ戦でここまで6得点4アシストを記録し、結果でアピールしている。 MFとしてあらゆる能力を持ちあわせている田中は、デュッセルドルフのインサイドハーフとして活躍中で、15日に行われたオスナブリュック戦では1得点1アシストを記録した。日本代表が4-2-3-1のシステムだと使いどころが難しそうだが、4-3-3であれば持ち前の攻撃力が存分に発揮できるはずで、再び定着することも可能だろう。 田中の最新の市場価値は、250万ユーロ(約3億5000円)で自身最高額となっている。最後のアップデートが昨年12月であることを考えると、さらなる上昇が期待できるはずだ。