最高額は誰だ!? 日本代表、最新メンバー市場価値ランキング11~20位。アジアカップからの再起を誓う男たち
14位:浅野拓磨 生年月日:1994年11月10日 最新市場価値:400万ユーロ(約5億6000万円) 所属クラブ:ボーフム(ドイツ) 23/24リーグ戦成績:22試合6得点1アシスト 日本代表の常連である浅野拓磨は、カタールワールドカップ初陣のドイツ代表戦で決勝点を挙げるなど、印象的なシーンに多く登場するFWだ。 クラブレベルでも勝負強さが光り、2022/23シーズンのブンデスリーガ最終節レバークーゼン戦では1得点1アシストを記録し、クラブを残留に導いた。ファンのハートをつかんだ今季は、ボーフム加入後最多となる得点を決めている。特に2月に行われたバイエルン・ミュンヘン戦でのゴールは強烈なインパクトを残しており、スピードを活かした抜け出しと強烈なシュートで、名門撃破に貢献していた。市場価値は、自身最高額の400万ユーロ(約5億6000万円)となっている。 AFCアジアカップカタール2023ではやや評価を落とした印象だが、抜群のスピードは森保一監督にとって重要なオプションだ。ドイツで得点力に磨きがかかっているだけに、日本代表でも結果を残したいところだろう。
13位:渡辺剛 生年月日:1997年2月5日 最新市場価値:600万ユーロ(約8億4000万円) 所属クラブ:ヘント(ベルギー) 23/24リーグ戦成績:26試合2得点2アシスト 渡辺剛は、2019年にFC東京でプロキャリアを始め、2022年1月にベルギーのコルトレイクに加入してすぐにレギュラーとして活躍し、ベルギー国内で評価を高めた。昨年夏に同国のヘントにステップアップして、ここでも不動のレギュラーとして活躍している。 身長186cm・体重76kgの恵まれた体格を武器に、地上でも空中でも対人守備に圧倒的な強さを誇る渡辺は、コルトレイク加入時の市場価値が80万ユーロ(約1億1200万円)だった。そこから1年半で280万ユーロ(約3億9200万円)に上昇し、そこから半年で600万ユーロ(約8億4000万円)まで上がっている。 負傷による離脱が少ないことも渡辺の強みの1つで、今季はここまでアジアカップによる不在以外ではリーグ戦に1試合に欠場しただけだ。日本代表でレギュラーの座をつかむには、ビルドアップに課題があると言えそうだが、大きなアピールができるだろうか。