【夏のそうめんレシピ】 じゅんさいのっけそうめん つるんとした食感がたまらない!
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 【画像】そうめんの新しいおいしさ発見! アレンジレシピ4選 きょうの当番は、白央さん。
vol.47 じゅんさいのっけそうめん
先日、じゅんさいの里を訪ねました。秋田県の北西部にある三種町(みたねちょう)はじゅんさいの一大産地、5月から7月が収穫期になります。じゅんさいはスイレン科の水草の一種。ふるふるとしたゼリー状のものに包まれた姿、ご覧になったことありますか。 涼し気なルックスと、つるんとした食感の良さは夏のたのしみのひとつ……と、なんともありがちな紹介記事みたいになってますが、冷やかけのそうめんにのせて楽しみましたよ。 ■材料(1人分) ・じゅんさい:お好きなだけ ・そうめん:50g ・めんつゆ(ストレートタイプ):適量 ■作り方 (1) そうめんをパッケージの指示どおりにゆでる。 (2) うつわにそうめんを盛り、めんつゆを入れてじゅんさいをのせる。 じゅんさいは生と加工品と2タイプあるのですが、どちらもパッケージの指示どおりに下ごしらえしてから使ってください。 じゅんさい、熱々の汁ものに加えてもおいしいんですよ。ぬめりが溶けてしまうのでは思いましたが、さにあらず。地元では鍋や味噌汁の実としても親しまれていました。 のりこさんへ。うちの駅前のスーパー、たまに入れてくれるんだよねモウカザメ。まあレアだけど、見かけたらぜひにー! おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
白央篤司