お尻が硬いと冷え性や腰痛になりやすい!毎晩できるから習慣にして。仰向けお尻ストレッチ
自分のお尻が硬いのかどうかを気にしたことはありますか?今回は日頃からやっておきたいお尻ストレッチをご紹介します。 *写真でやり方を見る→お尻が硬いと冷え性や腰痛になりやすい!毎晩できるから習慣にして。仰向けお尻ストレッチ ■夏の間にお尻はこり固まっている 異常に暑かった夏も越え、涼しさを感じる時間帯も増えてきましたが、どのような夏を過ごされたでしょうか?多くの方が暑い時間は極力外に出ることを避けたり移動時間を短縮するなどしていたかと思います。 しかし、そういった生活の間は歩く・走る・登るといった動作が減り、これらの動作をする際に使うお尻の筋肉の代表である=大殿筋を使う機会が少なくなってしまいます。そして、大殿筋を使う機会がないままワンシーズンを過ごした結果、お尻は知らぬ間に凝り固まっています。 ■お尻が硬くなるとなにが困る? 「お尻の硬い」と言われてもどういった状況なのか、普段の生活の中であまり気にならないかと思います。しかし、お尻の筋肉が硬くなると腰痛をはじめ坐骨神経痛の可能性を高めてしまう恐れや下半身のむくみ、冷えなどを招きやすくなります。 日本人の多くは腰痛に悩まされ、腰まわりをほぐしたりマッサージへ行ったりしますが、その原因がお尻の筋肉である可能性も大いに考えられます。 また、暑かった時期だからこそ気になりにくかった冷えなどの症状は寒い季節だと辛いものがあります。原因がお尻の筋肉の硬さだけとは言い切れない場合もありますが、原因の一つとして考えられるため、早めに対処しておくほうが良いです。 ■仰向けお尻ストレッチ お尻をほぐす方法はいろいろとありますが、硬くなっている方にもおすすめのやり方をご紹介します。寝る前はもちろん、朝起きたときもやりやすいですよ。 <やり方> 1)マットの上で仰向けになり、両ひざを立てる 2)左膝の上に右足のくるぶしを乗せ、右のつま先は立てる 3)左脚をマットから離し、左手は外側から、右手を脚の間から入れ、左の太もも裏で指を組む 4)息を吐きながら太ももを自分の胸へ引き寄せ、右のお尻まわりの伸びを感じる。あまり伸びを感じない場合は、右膝を自分から遠ざけるようにしてみましょう 5)その状態で5呼吸キープしたら、反対側も同様に行う お尻の硬さは、ストレッチをやってみるまで気づかない場合も多々あります。今回ご紹介したストレッチをやってみて、思ったようにできなかったり硬いと感じた方は、ぜひコツコツ続けてほぐしてあげましょう。運動不足だった方もちろん、座りっぱなしが続く方にも必須ですので、涼しくなって動きやすい季節だからこそトライしてみてくださいね。 ライター/古賀奈津美(ヨガ講師)
古賀奈津美