マクドナルドにもしビッグマックがなかったら…日本の外食を変えた「豪快バーガー」誕生の裏側
昨今「YouTuber」が子どもが憧れる職業のひとつになるほど認知されたのはいうまでもない。今後も誰もが閲覧でき、また発信できるプラットフォームとして、さらに存在感を増していくに違いない。 ● そもそも、誰がどういう目的で「成人の日」を始めたのか 2025年は1月13日(月)に行われる「成人の日」。 じつはそれまでは毎年1月15日とされていたが、2000(平成12)年のハッピーマンデー制度の導入によって1月の第2月曜日に変更になった。 この日は、全国の市町村で新成人を招いて趣向を凝らした式典が行われるが、「国民の祝日に関する法律」によると「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます」のが趣旨だ。 ところでこの成人の日だが、いったいいつから始まったのか。 そもそもは、1946(昭和21)年11月22日に埼玉県蕨市(当時は蕨町)の青年団が主催した「青年祭」がきっかけだった。焼け野原となった戦後の混乱期に、20歳を迎えた若者たちに将来への希望と責任を持ってもらうために実施したという。 当日の式典では、集まった新成人に対して地元の有識者らが励ましの言葉を贈り、若者たちは町内を行進した。式典が終わってからは祝賀行事が催され、踊りや歌が披露されたという。町を挙げて新成人を祝福したのだ。式典は構成的にも今の成人式のスタイルと何ら遜色がないと言っていいだろう。 この蕨市の青年祭は全国的にも注目され、その成功を受けて2年後には冒頭の国民の祝日に関する法律により、1月15日が「成人の日」として正式に制定され、国民の祝日になったのである。 ところで、2022(令和4)年4月1日から成人の対象者が18歳に変更されたが、しかしこれだと高校3年生が中心になってしまい、進学や就職、部活動などで忙しい時期とどうしても重なる。 こうなると式に参加する“成人”が極端に減ってしまうことから、同年の3月31日以前の成人対象者だった20歳を維持し、「はたちの集い」として開催する自治体が多い。
知的生活追跡班