アニメ『その着せ替え人形は恋をする』

　クラスの人気者で読者モデルも務める美人ギャルが、ハイクオリティなコスプレを披露。それも“美少女ゲー”登場キャラのセクシーな衣装だというんだから、衆目を集めるのも当然というものだろう。さらに本人が一番こだわったのが、見事に再現された豊満な“乳袋”だそうで……。 【映像】こだわりの乳袋を強調する海夢（7分40秒ごろ～） 　アニメ「その着せ替え人形は恋をする」1期前半の山場といえるのが、喜多川海夢（まりん/CV：直田姫奈）と五条新菜（わかな/CV：石毛翔弥）が初めて参加したコスプレイベントだ。雛人形の顔を作る「頭師」を目指して修業中の男子高校生・新菜は、ひょんなことからいつもクラスの中心にいる海夢のコスプレの手助けをすることになった。海夢は自分が好きな漫画やアニメ、ゲームのキャラと同じ格好がしたいという熱い思いを持っているが、いかんせん不器用で知識も技術もない。一方新菜は雛人形の着物ではあるが衣装作りは日々やっておりミシンも使える。コスプレは推しへの愛だと語る海夢の純粋な気持ちに打たれた新菜は、衣装作りを引き受けることにした。 　そのキャラとは、美少女ゲーム・通称“ヌル女２”に登場する黒江雫。紆余曲折あったものの、無事完成したコスを見て海夢は目を潤ませながら大喜びする。特に「きれいな乳袋にはこだわりたい」と言っていた海夢は、セクシーな胸元が特徴のゴスロリ調の衣装に実際に袖を通すと「まじでこんなことある!?ってくらい乳袋ができてんの！」と大興奮の様子を見せた。 　大好きな“雫たん”になれてテンションマックスな海夢の提案で、2人は翌日のコスプレイベントに急遽参加することになった。初めてのコスイベとあって、様々なキャラのコスプレに目移りしながら「ガチで上がる」と喜びいっぱいの海夢。一方、おとなしい性格の新菜は萎縮してしまい、周囲の視線が気になって落ち着かないと言う。 　海夢は「もしかしてみんなこの衣装に見とれてるんじゃない？」と逆に嬉しそうな表情を見せる。さらに自慢の乳袋を両手で“たぷたぷ”しながら「あとやっぱこの中で一番いい乳袋だからじゃん？この出来、誰にも負けてないもんね」と不敵な笑みを浮かべた海夢に、新菜は「持ち上げないでください！」とツッコむしかできなかった。 　TVアニメ「その着せ替え人形は恋をする」は、「ヤングガンガン」（スクウェア・エニックス）にて連載中の福田晋一氏によるコミックス累計発行部数1100万部を超える人気漫画が原作。2022年1月にアニメ1期が放送され、続編の制作も発表されている。2024年10月からはMBSにて実写化ドラマも放送中。 （C）福田晋一/SQUARE ENIX・「着せ恋」製作委員会