「朝ドラヒロイン」にふさわしい若手女優は?小芝風花、上白石萌歌をブチ抜いた1位は「国民的正当派」
先日、2025年度後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』のヒロインを、女優の髙石あかりが演じることが発表された。『ばけばけ』は「怪談」などの著作で知られる小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と、妻・セツの夫婦の物語。 【1位~12位】「朝ドラヒロイン」にふさわしい若手女優ランキング 髙石あかりは2002年生まれの22歳。2021年の映画『ベイビーわるきゅーれ』に主演し一躍注目を集めた新進女優だ。 国民的な注目を集める「朝ドラヒロイン」。その大役にふさわしいと視聴者が思う女優は誰なのかーー本誌はアンケート調査を実施。全国のドラマ好きの20代から60代の女性500人に「朝ドラヒロインにふさわしい」「ヒロインをやってほしい」と思うのは誰かを一人挙げてもらった。対象としたのは「朝ドラヒロイン候補」としてよく名前の挙がる20代の女優12人だ。 【第5位】森 七菜(23) 29票 朝ドラには2020年度前期『エール』に、ヒロインの妹役で出演。2020年『この恋あたためますか』(TBS系)で連ドラ初主演。2023年『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)で「月9」初主演。 「演技力もあってすごくかわいい。恋愛を織り交ぜた戦時中の話などはどう?」(50代・パート・福岡県) 「パンのCMの影響もあるかもしれないけど、朝がぴったりのイメージです」(20代・会社員・岩手県) 【第4位】奈緒(29) 41票 2018年度前期の朝ドラ『半分、青い。』にヒロインの親友役で出演。現在主演ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』(TBS系)が放送中。 「演技力があって、庶民的な雰囲気がいい。介護職のお話が合うと思います」(50代・パート・兵庫県) 「すごく親近感が湧く女優さん。シリアスな役からコメディまでこなすので、どんな役でもこなせそう」(20代・会社員・愛知県) 【第3位】上白石萌歌(24) 43票 2022年度前期の朝ドラ『ちむどんどん』に、ヒロインの妹役で初出演。姉の萌音は、2021年度後期の『カムカムエヴリバディ』でヒロインを演じている。 「どことなく懐かしい雰囲気があるので、昭和時代の話が合うと思う」(40代・パート・群馬県) 「『ぎぼむす』がすごく好きだったので。『ちむどん』が失敗作といわれているのでリベンジを」(30代・公務員・大阪府) 【第2位】小芝風花(27) 78票 「朝ドラヒロイン候補」としてもっとも多く名前が挙げられるひとり。朝ドラには2016年度後期『あさが来た』にヒロインの娘役で出演。2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の出演も決まっている。 「この人の明るい雰囲気が朝にぴったりだと思います。懸命に働く社会人のドラマを希望」(30代・無職・千葉県) 「『あさが来た』から応援しています。芯の強い明るい役が似合うと思う」(20代・派遣社員・奈良県) 【第1位】芦田愛菜(20) 176票 本命と思われた小芝風花に100票近くの差を付け、ぶっちぎりのトップ。朝ドラでは2018年度後期『まんぷく』の「語り」(ナレーション)を最年少で担当。当時14歳だった。 「聡明で可憐、そして意外とド根性というヒロインのイメージ。優等生じゃなく、波乱万丈な演技も見てみたい。どの時代の物語でもピッタリハマると思います」(60代・主婦・北海道) 「子役時代から演技力は折り紙付き。知的で爽やか。朝の顔に合っていると思います」(50代・パート・岐阜県) 「小さいときからほとんどの国民が知っていて、親しみがある。人気もあるし、正統派の朝ドラ女優」(20代・アルバイト・東京都) 近年、朝ドラヒロインに選ばれるためには、NHKに対する“貢献度”が重視されるといわれる。芦田愛菜は大河ドラマに2度出演し、2022年のドラマ『エンディングカット』での主演など、実績は申し分なしといえるだろう。