「展開が遅い、動機が弱い」朝ドラ人気作『カムカム』“異例”の再放送…比較される『おむすび』さらに苦言集まる
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』が11月18日から再放送される。現在『ちゅらさん』(2001年)が再放送されている総合の午後0時30分から45分の枠で、毎週月曜から金曜までだ。『おむすび』の直前の枠での放送となる。 【写真アリ】口をいっぱいに開いて大笑いする橋本環奈 『カムカムエヴリバディ』は2021年11月から翌年4月に放送された、大正から令和の100年にわたる母娘三代の物語で、ヒロインは上白石萌音、深津絵里、川栄李奈の3人がリレーで演じた。 「朝ドラファンの間では、近年屈指の名作とされています。序盤で上白石さんが演じた安子の過酷な生き様に、多くの視聴者が釘付けとなり、その人気は最後まで衰えませんでした。松村北斗さんやオダギリジョーさん、濱田岳さん、松重豊さんらが演じたキャラクターも注目を集め、AIさんが歌った主題歌も物語に彩りを加えました。 モデルがいないオリジナルのストーリーは当たらないとされる朝ドラですが、そんな下馬評を見事に覆して大ヒット。しかし、放送終了からわずか2年半での再放送は異例です」(芸能記者) この名作のカムバックに、Xでは喜ぶ声が多数見られるが、一方ではこんな声も。 《ちゅらさんの再放送枠、次カムカムか。ますますおむすび霞むベよ》 《おむすびは展開が遅い、すべての動機が弱い、本筋がわからない ちむどん以来の離脱になっちゃいそう カムカム再放送始まったら尚更…》 《今のまま カムカム(再放送)→ #おむすび 放映してもかえってカムカムの良さ、おむすびの不備目立って良くない。カムカム最近の放送だっただけに比べられる》 など、『カムカム』の後の0時45分から放送される『おむすび』を心配する声が多いのだ。また、視聴率の苦戦が伝えられる『おむすび』だけに 《カムカムが高評価なので見る人が多いと予想し、そのままチャンネルを変えずにいたら必然的におむすびの視聴率が上がるからでは?》 と推測する声まである。放送終了からわずか2年半での再放送は、確かに異例だが? 「『カムカム』の初代ヒロイン安子が生まれたのは、日本で最初のラジオ放送が始まった1925年3月22日。2025年は放送開始100周年で、NHKにとっても記念すべき日となります。『カムカムの』ラストシーンは2025年春でしたから、再放送のラストもこのあたりに合わせ、100周年を盛り上げるのでは」(同前) と、どうやら『おむすび』対策というわけではなさそう。 その『おむすび』は、不評のギャル編から、仲里依紗演じる主人公の姉の話に軸が移って視聴率も持ち直しつつある。ここから大逆転で『カムカム』のようなヒット作となれるか――。
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