被害者夫婦と面識なしか 殺人未遂容疑で逮捕のインドネシア国籍の20代工員男 現場で刃物見つかる【続報】
11月、静岡県掛川市の民家で、高齢の夫婦が切りつけられた事件で、警察は11月28日、インドネシア国籍の24歳の男を殺人未遂の疑いで逮捕しました。容疑者の男と夫婦に面識はないとみられています。 【写真を見る】被害者夫婦と面識なしか 殺人未遂容疑で逮捕のインドネシア国籍の20代工員男 現場で刃物見つかる【続報】 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、インドネシア国籍で掛川市千浜に住む工員の男(24)です。警察によりますと、工員の男は18日午後5時15分頃、掛川市国安の住宅に押し入り、この家に住む女性(78)に対し、殺意を持って顔や腕などを包丁で切りつけ、全治1か月のけがをさせた疑いが持たれています。 事件当時、工員の男は女性の夫も切りつけたとみられていて、夫は顔などにけがをしました。 事件後、工員の男は夫婦の自宅から逃走し、警察は聞き込みや防犯カメラなどの捜査から28日未明、逮捕しました。警察によりますと、工員の男と夫婦に面識はないとみられています。 警察の調べに対し、工員の男は、切りつけた行為については認めていますが、殺意については否認しているということです。 現場では、犯行に使われたとみられる包丁が見つかっていました。警察は盗まれたものや物色した痕跡がないことから、傷害事件として捜査していましたが、けがの状況や被害者の供述から殺人未遂容疑に切り替えたということです。 警察は、工員の男の犯行前後の行動や目的などについて、引き続き捜査を進める方針です。
静岡放送