117年前の今日、ダイハツが誕生。現存する最も古い自動車メーカー【今日は何の日?3月1日】
トヨタと提携して小型車、軽自動車の開発の注力
ダイハツは、トヨタとの提携のメリットを活かして、1969年にトヨタ「パブリカ」のボディを流用した「コンソルテ」、1974年にカローラをベースにした「シャルマン」、1977年にはダイハツオリジナルの1.0L 3気筒エンジンを搭載したリッターカーの先駆となった「シャレード」を投入。シャレードは、サファリ・ラリーでクラス優勝を飾り、1983年に当時世界最小の1.0Lディーゼルターボエンジンを搭載したことでも高い評価を得た。 その後は、軽自動車を主力としてスズキと熾烈なトップ争いを繰り広げることに。1980年にデビューしたロングセラーの「ミラ」は、長きにわたりスズキの「アルト」と熾烈なトップ争いをして、1991年には当時の国内通年最多販売記録を達成。1995年、スズキの「ワゴンR」に対抗してハイトワゴンの「ムーブ」を発売、その後もスーパーハイトワゴン「タント」、スズキの「ハスラー」に対抗した「タント」などでスズキと真っ向勝負を続けている。 また、2002年に2シーターオープン「コペン」、2019年にはハイブリッド小型SUV「ロッキー」など個性的なモデルも市場投入して存在感をアピールしている。 ・・・・・・・ 現在、ダイハツは品質に関する不正問題を乗り越え、生まれ変わろうとしている。一日も早く立て直して再出発してほしいものだ。 毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかも知れない。
竹村 純