パリ五輪銅の“初老ジャパン”がトークショーで命名秘話明かす 中内田師、角居元調教師、高田らと競演
パリ五輪の総合馬術団体で銅メダルを獲得した“初老ジャパン”の戸本一真選手(41)、大岩義明選手(48)が27日、兵庫県三木市の三木ホースランドパークで「パリオリンピック総合馬術報告会」を行った。JRAの中内田充正調教師(45)=栗東、高田潤騎手(43)=栗東・フリー、角居勝彦元調教師(60)も参加し、会場には約1000人のファンや馬術競技者が駆けつけた。 日本が五輪馬術競技でメダルを獲得したのは実に92年ぶり。歴史的快挙となったパリ五輪を、スライドショーで笑いを交えながら振り返った。 JRA所属の戸本はこれまでイギリスを拠点に活動していたが、2週間ほど前に帰国したという。「僕たちと下の世代との間には結構(年齢)差があって、そこを埋めるべく、次の世代を育てられれば。その一方で、(ロス五輪まで)4年あります。私自身もまだ選手としては中堅に差しかかったくらい。自分も乗り続けたいですし、チャンスが巡ってきたらチャレンジしたいです」と、これからは馬事公苑で後輩を指導しながら、次の大舞台を目指す構えだ。 また、“初老ジャパン”の命名秘話にも触れ、名付け親の根岸淳監督(47)は「事前合宿の時にもうメダルを獲ると思っていたので、“○○ジャパン”とつけないとなと思っていたんです。大岩選手が日本代表(全競技で)一番年齢が高かったので、“これは初老だな”と。昭和ジャパンだったら企業名みたいですし」と明かしていた。