「あるのとないのとでは大違い」バイクにも“ドラレコ”必須の時代! 選び方のポイントは?
続いて性能面をチェック
このように、分離式か一体式かによって、ドラレコの基本的な特性はある程度決まると言えるでしょう。しかし、ドラレコとしての十分な機能を果たせるかどうかは、製品ごとの性能が大きく関わっています。 では、分離式/一体式を問わずドラレコを選ぶ際に注意したいポイントとは何でしょうか? ────────── ポイント1:カメラ性能 ────────── まずはカメラ性能について。映像をより詳細に残したいのであれば、なるべく画角が広く画素数が大きいものを選ぶべきです。安価な製品だと画角が狭かったり画素数が足りなかったりすることもあり、横方向の映像が写らない/車両のナンバープレートが判別できないなどの問題が起こる可能性があります。 また、より確実な証拠映像を残すために、逆光や暗い環境での白飛びや黒つぶれを防げるHDR(ハイダイナミックレンジ)や、WDR(ワイドダイナミックレンジ)などの逆光補正機能がついた製品を選ぶことも大切です。 ────────── ポイント2:予備電源の有無 ────────── 次に予備電源の有無について。バイクからの電源供給を受ける分離式は安定動作が特徴ですが、事故の衝撃で電源が途切れた場合に、録画が中断される恐れがあります。そのため、多少価格が高くとも「スーパーキャパシタ」などと呼ばれる、予備電源が備わったドラレコがおすすめです。 ────────── ポイント3:防水/防塵性能 ────────── 最後に防水/防塵性能について。一体式ドラレコや、本体をハンドルまわりに取り付ける分離式の場合は、防水や防塵性能にも注意しましょう。現在出回っている製品の多くはIP65以上の防水/防塵性能が備わっていますが、雨天時に高速道路を走行する機会がある際には、IP66以上の防水や防塵性能が欲しいところです。
────────── ●文:ピーコックブルー(ヤングマシン編集部) ※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
ヤングマシン編集部