【エリザベス女王杯・厩舎直送】今回は中身が違う! 出走枠に滑り込んだラヴェルに要注意
[GⅠエリザベス女王杯=2024年11月10日(日曜)3歳上牝、京都競馬場・芝外2200メートル] ラヴェル(牝4・矢作)は休み明けのリステッド・オクトーバーSで6着。中団馬群のやや後ろを追走する形から、ジワジワと脚を伸ばす内容だった。 「課題の折り合いは全然、問題ありませんでした。(16キロ増の)体つきは問題なかったと思いますが、結果的に中身に余裕があったのかなと…。外を回る競馬でしたしね。内容は良かったと思います」 敗れはしたが、福岡助手は前を向く。中間のトレーニングは順調。カイバをしっかりと食べており、陣営が思い描く通りの調教を消化できている。我慢が利くようになってきたことで坂路入りも再開。4日朝のふっくらとした馬体からも、デキの良さは疑いようがない。 「アグレッシブに調整を行っていますよ。春から精神的に大人になりましたし、体も大きくなりました。スムーズに運べれば、面白い勝負になっても…と思いますね」と同助手は楽しみにする。 今回はフルゲート18頭のところに19頭がエントリー。登録時点では除外対象だったが、1頭の回避が決まったことで出走可能になった。ツキがあるのは間違いない。同じ舞台で行われた今年2月のGⅡ京都記念で牡馬相手に5着。この場でも、上位争いに加われる可能性は秘めている。
東スポ競馬編集部